昆虫の魅力を再発見する一冊が登場
株式会社山と溪谷社が新たに発行する『昆虫のふしぎ発見図鑑近所の虫のすごさコレクション』が、2025年2月14日に発売されます。この書籍は、生きもの写真家の安田守氏によって手がけられ、身近に生息する昆虫の驚くべき特徴や興味深い生態が実物大の写真とともに紹介されています。
安田守氏の豊かな経験
安田氏はかつて中・高校の理科教員として教壇に立ち、現在は生きもの写真家として数多くの書籍を執筆しています。長野県南部の伊那谷を拠点に、近くの自然環境を歩き回りながら昆虫たちの姿を捕らえてきました。その成果が生き生きとした写真の数々として、本書に結実しています。
多様なテーマで描かれる昆虫の世界
本書は「赤ちゃん」「顔」「ふん」「ぬけがら」「擬態」といったさまざまなテーマごとに構成され、昆虫達が持つ意外な一面をさらに深く探ります。たとえば、「赤ちゃん」というテーマでは、昆虫の成長過程やその特異な形態にスポットを当て、その小さな命の一生に追随します。また、擬態に関しては、生息環境に応じたさまざまな変身を遂げる昆虫の姿を紹介し、自然の不思議さを白熱した写真とともに伝えています。
読者はページをめくるごとに多彩な昆虫たちの魅力に出会うことができ、それぞれが抱える驚きやユニークさに気づくでしょう。「すごい虫」というと、珍しい海外の昆虫が思い浮かぶかもしれませんが、私たちの周りにも驚くべき昆虫たちが生きています。
子ども向けに配慮された構成
本書の特筆すべき点は、すべての本文にルビがつけられていることです。これにより小学生からでも読みやすく、家庭での親子での学びの場にも最適な一冊となっております。また、身近な昆虫のすごさを知ることで、自然に対する理解と愛情が深まります。
「一生集めプロジェクト」も注目
書籍全体にわたり「一生集めプロジェクト」という取り組みも行われており、こちらでは昆虫たちが一生の間に残す痕跡に焦点を当てています。これにより読者は虫たちの一生に近づき、彼らの生態についてさらに深く理解できます。
書籍情報
- - 書名: 昆虫のふしぎ発見図鑑近所の虫のすごさコレクション
- - 著者: 安田守
- - 発売日: 2025年2月14日
- - 定価: 1980円(税別)
- - ページ数: 96ページ/AB版/4色刷
この新刊は、自然や昆虫に興味を持つ全ての人々におすすめであり、世代を超えて楽しめる内容が詰まっています。昆虫の奥深い世界をこの機会にぜひ体験してみてください。