寺地はるなの初映像化
2025-03-05 14:55:23

佐賀出身作家・寺地はるなの初映像化作品が話題に!

寺地はるな初映像化作品『架空の犬と嘘をつく猫』が待望の公開へ



今年、佐賀県唐津市出身の作家、寺地はるなさんの人気作品『架空の犬と嘘をつく猫』が初めて映画化されることが決定しました。この発表に際し、寺地さんをはじめとする制作陣は山口知事を訪問し、映像化に向けた意気込みを伝えました。

映画化が決まったこの小説は、昭和から平成にかけての30年を舞台に、佐賀県をモチーフにした架空の町で展開する家族の物語です。物語の中心には、家族間の破綻した嘘とそれをつき続ける様子が描かれています。映像化にあたり、2024年4月には全編が佐賀県内の7市で撮影される予定です。撮影地には、佐賀市や唐津市などが含まれ、地域の魅力を最大限に引き出した作品になることが期待されています。

寺地さんは、映画化に向けた感想として、「佐賀の美しい場所をイメージして書いているので、この作品が映画になることをとても嬉しく思っています。素晴らしい映画が出来ると信じています」と語っています。これを受け山口知事も、「出身作家のデビュー10周年に寄り添った映像化が地域の魅力を伝えるきっかけになることを願っています」と述べました。

訪問の次の日には、佐賀市内の複数の書店を訪れ、映画化の報告を行った寺地さん。訪問した店舗では、映画化を記念した寺地はるなさんのサイン本が数量限定で販売されていますので、ファン必見の貴重な機会です。

『架空の犬と嘘をつく猫』の物語


この作品では、空想の世界に生きる母、愛人と逃げる父、全てに反発する姉、そして適当な祖父と、比較的常識的な祖母が登場します。家族の中で育った長男・山吹は、幼少期から彼らの期待に応えようと生きてきました。しかし、成長するにつれて、彼らの嘘がどのような意味を持っていたのかが見えてきます。これは、嘘を重ねた家族の深い絆と、真実の家族の姿を探し当てる物語です。

作家・寺地はるなのプロフィール


寺地はるなさんは1977年生まれで、2014年に『ビオレタ』でデビュー。その後、2017年に発表した『架空の犬と嘘をつく猫』は大ヒットを記録し、2020年には文庫版も発売されました。彼女の作品は、一般的な家族の問題を独自の視点で描くスタイルが特徴であり、今後も多くのファンを魅了することでしょう。

佐賀県フィルムコミッションの役割


また、作品の制作にあたり、佐賀県フィルムコミッションが全面的に支援しています。彼らは地域の美しさを映し出すために、様々な支援を行い、映画やドラマなどさまざまな映像コンテンツの制作を促進しています。地域と連携した映像制作を通じて、佐賀の魅力を全国に発信する担い手として存在しています。

まとめ


佐賀県出身の新進作家、寺地はるなさんの初映像化作品『架空の犬と嘘をつく猫』は、多くの期待を集めています。この映画は、ただのエンターテイメントではなく、地域の文化や風景を愛する人々にとって特別な意味を持つことでしょう。映画の公開が待たれる中、寺地さんの今後の活躍にも目が離せません。


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