不気味な事件を描く前川裕の新作小説『戦慄』が登場!
2026年2月28日、株式会社新潮社から前川裕の新作小説『戦慄』が新潮文庫より発売されます。この作品は、実際の事件に基づいた謎めいた物語で、読者を恐怖の世界へと誘います。
「留美ちゃん、ここは地獄じゃないよ……。君次第で天国にもなるんだ」という印象的な一文が描かれる本作。担当編集者は、この言葉を読んだ瞬間、思わず恐怖を感じてページを閉じたといいます。まさに、本書は異常な状況や恐怖感で読者を引き込みます。
物語は、福岡県での失踪事件からスタートします。4年生の篠山照幸君が自宅を出たまま行方不明となり、4年後には火災現場から子供の骨が発見されます。この事件の疑惑の中心人物である三藤響子は沈黙を貫き続け、最終的には裁判で無罪となります。
同じく福岡県では、中学生の望月留美さんが誘拐される事件が発生。主人公の前田は、この二つの事件を追いかけることになります。照幸君の靴に隠された謎や、留美さんに近づいた不気味な男、共通の地名、そして明らかになる恐ろしい真相など、物語は予測不可能な展開を見せます。すべてが異常で怖すぎるこの小説は、単行本『完黙の女』を改題した作品となっています。
著者紹介
前川裕(まえかわ・ゆたか)さんは、1951年に東京都で生まれ、一橋大学法学部を卒業後、東京大学大学院人文科学研究科を修了した文学者です。専門は比較文学やアメリカ文学で、法政大学では名誉教授を務めています。2012年には『クリーピー』で第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、作家として本格的にデビューを果たしました。以後、「クリーピー」シリーズをはじめとした多くの作品が発表されています。著書には『ハーシュ』『魔物を抱く女─生活安全課刑事・法然隆三─』『号泣』『感情麻痺学院』『ギニー・ファウル』『逸脱刑事』などがあり、幅広いジャンルで活躍しています。
書籍情報
- - タイトル: 戦慄
- - 著者名: 前川裕
- - 発売日: 2026年2月28日
- - 造本: 文庫
- - 定価: 825円(税込)
- - ISBN: 978-410-101464-7
恐怖に満ちたこの作品は、実話に基づく緊張感のある物語で、読者に衝撃を与えること間違いなしです。手に取って、ぜひその恐怖に触れてみてください。詳しい情報は
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