大阪万博での新たな試み "電脳和風WEEK"
2025年9月22日から27日の間、大阪・関西万博にて、株式会社電脳和風Cyber-JPが主催する「電脳和風WEEK」が開催されます。このイベントは、「伝統と革新の日本の芸能達」をテーマに、特に若者や和の芸能に馴染みが少ない方々、さらには海外の来場者をターゲットにしています。
伝統芸能の革新
この特別な一週間に向けて、落語や文楽、芝居、舞踊など様々なジャンルから、各分野のイノベーターと呼ばれるトップクラスの演者が集結します。彼らの力を借りて、新たな和の伝統芸能ファンを獲得し、世界に向けて日本の文化を発信することを目的としています。この中には、大阪・関西万博の招致に大きく貢献したカナダ人落語家の桂三輝(サンシャイン)も登場予定です。
デジタルの力で伝える
電脳和風プロジェクトは「デジタルで和の芸能を楽しみ、未来へつなぐ」ことを目指しています。これまでに、毎月の「歌舞伎座ランキング」をYouTubeで配信したり、外国人落語家による公演を企画し、若者や海外の人々に日本の伝統芸能の魅力を現代的な形で伝える活動を行ってきました。今、特に国立劇場の再開が見通せない現状の中、どうやって伝統の灯を未来に残していくかが大きな課題として浮かび上がっています。
そんな課題に対して、来場者に生の舞台のできる限りの魅力を感じてもらうため、「電脳和風WEEK」は万博期間中に多彩なプログラムを用意しています。
開催情報
「電脳和風WEEK」は、毎晩19時からポップアップステージ南(旧:日本伝統文化エリア小舞台)にて開催されます。入場には「大阪・関西万博入場チケット」が必要であり、予約は不要ですが、応援者向けの特別招待席も設けています。
豪華出演者
このイベントには、世界中から集まった一流の演者が生の芸能を披露します。具体的には以下のようなラインアップが予定されています。
- - 9月22日: バイリンガル落語の桂福龍。元英会話講師で日本語と英語を操る落語家です。
- - 9月23日: 大衆演劇の恋川劇団。数々のエンターテイメント要素を取り入れた和のショータイムです。
- - 9月24日: 文楽とゴスペルを融合させた新作文楽「ゴスペル・イン・文楽」。
- - 9月25日: 桂三耀(サンシャイン)のバイリンガル落語。
- - 9月26日: 大衆演劇劇団美山。伝統を受け継ぎながらも進化を続ける劇団です。
- - 9月27日: 国際交流ブレスト「カマコン」。様々な文化背景を持つ人々とのブレインストーミングを通じた共創体験が予定されています。
参加方法と支援のお願い
「電脳和風WEEK」では、応援や協賛を希望される個人や企業、団体を募集中です。企業ロゴの掲載やサンプル配布など、多様な支援が可能です。興味のある方は、下記の連絡先までお気軽にお問い合わせください。
「電脳和風WEEK」は、伝統芸能を愛するすべての方にとって、刺激的で楽しい時間を提供します。このチャンスを逃さず、ぜひ足を運んでその魅力を体感してください!