新刊2冊で挑戦
2025-12-25 21:08:32

持続可能な“クラフトプレス”を目指す新刊2冊が登場!

風旅出版が挑む新たな出版スタイル



株式会社Huuuuが運営する文芸レーベル「風旅出版」は、2025年12月に新たに刊行する2冊の本を通じて、出版業界に新しい風を吹き込む試みを行っています。この挑戦的な企画は、「卸率50%」という異例の条件で本を全国の書店に提供するというものです。これは、書店との信頼関係を築き、本作りと販売の関係を再定義することを目的としています。

新刊の概要



今回の新刊は、以下の2冊です。

1. 『編集の編集の編集!!!!』(1,500円)
執筆者:阿部光平、光川貴浩、徳谷柿次郎、堤大樹
発行部数:1,500部
この本は、単なるビジネス書や編集ノウハウ本ではありません。現代の効率化を求める中で、あえて手間をかけ、摩擦や混沌を受け入れた編集のプロたちによる「編集という営みの再定義」に挑むドキュメンタリー的な一冊です。

2. 『いきなり知らない土地に新築を建てたい』(2,000円)
執筆者:徳谷柿次郎
発行部数:2,000部
この本は、2022年の自著から約3年ぶりに発表されるもので、全国47都道府県を行脚した著者によるスリリングな体験を凝縮しています。発酵デザイナーとの共同作業のもと、SNSを排したストロングスタイルの日記が基盤となっています。

現代の出版が抱える課題



出版不況や物流コストの増加が叫ばれる今、書店が本を扱うことは困難になっています。特に地域の文化を支える書店にとって、利益を確保することは急務です。2025年、風旅出版は静かに出版活動を進め、新たな四冊の本を目指しており、その一環としてこの2冊が登場しました。

著者は、著作の販売のためにEC直販や出版イベントを通じて地域とのつながりを強化し、書店での扱いを拡大することを目指しています。このような取り組みが新たな販路を開拓するための鍵になります。

再設計された“クラフトプレス”



今回の出版においては、印刷面でも新たな試みを行っています。長野県の「藤原印刷」とのコラボにより、紙の質感やデザインを現代に合わせ再設計し、手触りや佇まいといった物理的な魅力を最大化しました。このような試みは、コスト面においても工夫の賜物です。

詳説すると、「クラフトプレス」とは、藤原印刷が提唱している「多様で個性的な本づくり」を指します。個人や小さなチームが熱量を込めて作り上げた本が、いかにその情熱を反映できるのかが焦点となります。 大手書店や出版流通に依存せず、直接読者に届けることに価値を見出しています。

持続可能な経済圏の構築



風旅出版の代表である徳谷柿次郎氏は、本づくりを通じて「作り手の顔が見える本」を読者に届けたいと考えており、この「持続可能な経済圏」を築くために、中長期的な信頼関係の構築を目指しています。本作りには、著者の熱意が色濃く反映されています。

全国の書店に向けたこの挑戦は、単なる販売戦略にとどまらず、地域文化の発展にも寄与する試みです。これからも風旅出版の活動から目が離せません。読者や書店と共に歩む、新たな本の形がここに誕生します。


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