KARENTが新たに配信開始した12作品の魅力
ボカロ音楽専門レーベル「KARENT」が、7月10日から16日までにリリースした12作品の期待が高まっています。クリプトン・フューチャー・メディアが手がけるこのレーベルは、ボカロ音楽シーンの革新に尽力し続けており、今回は以下の注目アルバムをご紹介します。
1. 『La Blanche』
まず注目するのは、ぼぉのの1stアルバム『La Blanche』です。初音ミクや音街ウナ、IA、巡音ルカ、鏡音リンといった人気ボカロキャラクターがボーカルを担当し、「花と季節」をテーマにした美しい楽曲が13曲収録されています。ぼぉのは各クリエイターと共に、ロックからEDMまで多彩な音楽ジャンルを探求。「花というテーマに基づいて、それぞれの楽曲が生まれた過程を感じてほしい」とコメントしています。
2. 『Luminous Mirage』
続いて、ぼぉのによる2ndアルバム『Luminous Mirage』では、「夢と現実」というテーマが展開されます。幻想的な空間を感じる魅力的なEDM全9曲が揃い、リスナーを夢の中へと誘います。ぼぉのは、アルバムを通じての流れる時間の感覚を楽しんでほしいと語っています。
3. 『Blue Reverie』
ぼぉのの1st EP『Blue Reverie』は、澄んだ幻想的な風景を音楽で表現します。トランスからエモ系EDMまで、幅広い情感が詰まったこの作品には、joinTの参加曲も見逃せません。「自らの感情を音楽に込めた」としたぼぉののコメントから、聴きごたえのある内容が期待されます。
4. 『テール・アン』
次は、長谷川迷子による『テール・アン』です。ボーカルは重音テトが担当し、ポエトリーリーディングという形で人間の意識の深層に迫ります。「ソリッドなトラックとささやき声が印象的」と、クリエイターの長谷川は語ります。
5. 『Origami』
かげぴーぼーるの『Origami』は、少し切なくも希望を歌ったシンセポップです。「聴くことによって少しでも前向きになれる内容を作ってみました」とのこと。特にミクノポップ愛好者にとっては必聴の一作です。
6. 『フワライドウ』
Adeliaeによる『フワライドウ』は、風刺的なリリックが特徴のミドルテンポの曲調です。クールな初音ミクの歌声が心に響き、楽しいサウンド展開が広がります。
7. 『サクラブルー』
かげぴーぼーるが手がけた『サクラブルー』は、春の爽やかさと青春のエモを感じるシンセポップです。オリエンタルなフレーズも絶妙に盛り込まれ、聴く者の心をつかみます。
8. 『P∴Rhythmatiq act:07』
音楽サークルP∴Rhythmatiqが放つ7th EP『P∴Rhythmatiq act:07』は、夏の恋と切なさをテーマにしたエレクトロナンバーが特徴。各インストバージョンも含まれた充実した内容が魅力です。
9. 『エコーショートバブル』
吉田ヨシユキの『エコーショートバブル』は、オシャレでクールな変化が印象的なナンバー。レイヤーノートを意識したスウィング×ロックな一曲で、独自の世界観を演出します。
10. 『ハローグッバイ (reprise)』
167(いろなP)が手がけた『ハローグッバイ (reprise)』では、名曲が16年の時を経てリメイクされました。ミドルテンポの楽曲が生み出す切なさに共鳴する内容です。
11. 『夜の帷』
まるで暗闇に包まれるようなピアノワルツ調の作品、『夜の帷』が登場。ばぶちゃんの幻想的な旋律が別れを歌い上げます。
12. 『ナユタン星からの物体V』
ナユタン星人の活動10周年を記念するアルバムで、様々な楽曲や新曲が揃った記念すべき一枚です。「長年の感謝の気持ちを込めて」とのコメントからも、感動的な作品が感じられます。
KARENTでは毎週水曜日に新しい楽曲を配信しています。これからも目が離せないボカロ音楽の新潮流に、ぜひご注目ください!
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別の形での音楽の楽しみ方を模索するクリプトン・フューチャー・メディアが、今後もどのような新作を世に送り出すか、楽しみにしましょう。