新刊『エアボーンウイッチ３』異世界から宇宙へ向かう冒険譚の魅力

新たなる冒険が待ち受ける『エアボーンウイッチ３』

2025年2月21日、いずみノベルズよりリリースされる新刊『エアボーンウイッチ３異世界帰りの魔導師は、国際宇宙ステーションまで飛んでいきます。』が注目を集めています。著者は呑兵衛和尚、イラストは七六が担当。この作品は異世界から帰還した魔導師・如月弥生が、宇宙という未踏の地に挑む物語です。

物語の起点となる事件

本作は、イギリスのエセックス州で発生したリビングデッドの軍事テロから始まります。人道支援として向かった第一空挺団魔導編隊は、首謀者を取り逃がし、問題の解決には至りませんでした。すると、数日後、如月弥生は女王から招待を受けた晩餐会で、賢者ヤンの罠にはまり、危機に直面します。

その窮地を脱出するため、弥生が選んだ方法は異世界からの勇者・スティーブを召喚すること。彼女が経験する不可解な出来事は、イギリスにとどまらず、帰国後も続きます。特に注目を引くのは、国際宇宙ステーションが謎の攻撃を受ける場面です。

宇宙救出ミッションの展開

NASAからの緊急要請を受け、如月弥生たちは魔法と科学を融合させた“宇宙救出ミッション”を始動します。新たに開発された宇宙対応の魔術や箒を駆使して、無重力空間に乗り込む姿は非常に興味深いです。しかし、待ち構えていたのは異空間から現れた強大な魔竜であり、銀河規模の冒険が展開される予感が漂います。

様々な困難が迫る中で

フランスでは新たな迷宮が出現し、魔王軍の動きも活発化しています。異世界の混沌が広がり続ける中で、如月弥生は勇者と協力してこの危機を乗り越えられるのか、物語の行方に興味が高まります。

著者の想い

呑兵衛和尚は、この作品が「異世界から帰還した日本人・如月弥生の苦悩と成長の物語」と述べています。彼女は、イギリスでの任務を終えた後も、新たな挑戦に直面し続けます。今回の巻では、初めて新作としてエピソードが展開されます。

イラストや特典情報

本書は242ページからなり、電子書籍版と印刷書籍版が同時にリリースされます。また、特典として書籍版には短編ストーリーも収録される予定です。イラストは、魔導師のための宇宙用スーツを着た如月弥生が印象的に描かれ、物語の世界観を一層引き立てています。

読者へのメッセージ

新たな宇宙冒険譚として話題を呼ぶ『エアボーンウイッチ３』。著者とイラストレーターは、読者がこの独特な物語を楽しんでくれることを願っています。魔法の箒で宇宙を飛ぶ異世界の魔導師というユニークな設定に加え、彼女と仲間たちの個性豊かなエピソードも魅力の一つです。皆さんも是非、書店で手に取って、その壮大な冒険に身を投じてみてください。