有機稲作の挑戦
2025-05-29 16:49:28

持続可能な未来を考える!有機稲作の新たな挑戦と技術講座

有機稲作の未来を探る連続講座



一般社団法人農山漁村文化協会(農文協)は、持続可能な農業のためのテクニックを集結した『みんなの有機農業技術大事典』を2025年3月10日に発表しました。その刊行を記念し、2025年の1月から3月にかけて「耕さない農業」と題した連続講座を開催し、200名以上が参加しました。これに続く形で、「有機稲作」に焦点を当てた新たな連続講座がスタートします。

現在、米不足と米価の高騰が問題視される中、稲作農家が直面する課題も増加しています。肥料や農薬の高騰は農家の経営を圧迫し、さらには気候変動に起因する異常気象や新たな病害虫も影響を及ぼしています。100年後の稲作が持続可能であるためには、これまでに培われた有機稲作の知識が重要な鍵を握っているといえます。

有機稲作の重要性



有機稲作の技術は50年以上にわたって積み重ねられてきました。その技術は、イネの生理に基づき、穏やかな環境を保ちながら健康的にイネを育てるものです。このアプローチを通じて、農薬に依存しない安定した生産が可能となり、さらに農業に伴う生態系の多様性を保全することができます。

『みんなの有機農業技術大事典』には、このような先駆的な技術と成功事例がすべて詰まっているのです。執筆陣は、実際の農作業で得た技術と知見を存分に語ります。

セミナー詳細



参加者には、全3回の通しチケットが用意されており、『みんなの有機農業技術大事典』を購入または既に持っている方には割引特典もご用意されています。具体的には、定価44,000円で販売されているこの書籍は、化学肥料や農薬を削減し、効率的な農業を実現するための技術が網羅されています。


第1回:除草剤を使わないイネつくり


日程:2025年6月26日(木)
参加費:2,500円(税込)
場所:民間稲作研究所 有機農業技術支援センター
この講座では、民間稲作研究所の経験豊富な講師が、抑草法と作業の実例を詳解します。

第2回:生きものと一緒の稲作へ


日程:2025年7月17日(木)
参加費:2,500円(税込)
場所:農山漁村文化協会 戸田事務所
この回は、田んぼの生きものに焦点を当てた農業技術を学ぶ機会です。

第3回:草に負けない田んぼをつくる


日程:2025年8月21日(木)
参加費:2,500円(税込)
場所:農山漁村文化協会 戸田事務所
この講座では、雑草対策に特化したアプローチが取り上げられます。

また、全3回分を一括で申し込むと、参加費が7,500円から6,000円(税込)に割引になります。さらに、各回終了後はアーカイブを視聴できる特典も用意されています。

将来的な米づくりを視野に入れたこの講座は、農業に関心のある方なら誰でも参加可能です。これからの農業がどのように発展していくのか、一緒に考える貴重な機会になることでしょう。ぜひ、皆さんの参加をお待ちしています。


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