2025年本屋大賞のノミネート作品が発表されました!
2025年の本屋大賞に向けた一次投票が終了しました。今年も全国から652名の書店員が参加し、厳選な投票の結果、ノミネート作品として10作品が選ばれました。書店員に選ばれたこの10作品から、次の実施される二次投票を経て栄えある大賞が決定します。
ノミネート作品一覧
本屋大賞のノミネート作品は、以下の通りです。
- - 「アルプス席の母」早見和真/小学館
- - 「カフネ」阿部暁子/講談社
- - 「禁忌の子」山口未桜/東京創元社
- - 「恋とか愛とかやさしさなら」一穂ミチ/小学館
- - 「小説」野崎まど/講談社
- - 「死んだ山田と教室」金子玲介/講談社
- - 「spring」恩田陸/筑摩書房
- - 「生殖記」朝井リョウ/小学館
- - 「成瀬は信じた道をいく」宮島未奈/新潮社
- - 「人魚が逃げた」青山美智子/PHP研究所
これらの作品は、多彩なテーマやスタイルを持っており、どれも非常に魅力的です。特に、書店員による推薦という点が、本屋大賞の特徴であると言えるでしょう。
大賞発表会の詳細
大賞発表及び贈賞式は、2025年4月9日(水)に、東京都港区元赤坂の明治記念館で開催される予定です。本屋大賞は今年で22回目を迎え、年々注目度が高まっています。この賞の歴史は、業界だけでなく多くの読者からも注目され、盛り上がりを見せています。
選考過程とスケジュール
本屋大賞の選考は、以下の方法で行われます。
まず、一次投票では書店員が一人につき3作品を選んで投票し、集計結果の上位10作品がノミネート作として発表されます。
その後、二次投票が行われ、ノミネート作品をすべて読み終えた上で感想と順位を付けて投票します。この二次投票の集計結果に基づいて大賞作品が決まります。
具体的なスケジュールも発表されています。
- - 2024年12月1日から一次投票(翻訳小説部門、発掘部門)開始
- - 2025年1月5日に一次投票締め切り
- - 2月3日にノミネート作品発表&二次投票スタート
- - 大賞発表会は4月9日
このように多くのプロセスを経て大賞作品が決まる本屋大賞ですが、今年もどの作品が選ばれるのか、非常に楽しみです。
注目の発掘部門
また、今年から新たに「発掘部門」も設けられており、既刊本の中から書店員の推薦を受けた作品が選ばれ、特に優れた作品に「超発掘本!」としての賞が与えられます。これにより、新たな才能や作品が灯りをともされることが期待されています。
情報の受付窓口
本屋大賞の情報については、公式サイトやX(旧Twitter)アカウントからも随時発信されております。気になる方はぜひチェックしてみてください。この機会に、自身のお気に入りの作品を選んでみるのも良いかもしれません。
読書が楽しみなこの季節、今後の発表も見逃せません。