日本発のヒーローIPが生み出す新たな「ドゲンジャーズ基金」
2025年9月6日、「ドゲンジャーズ基金」がドゲンカルチャー実行委員会によって設立されました。これは、日本においても珍しいヒーローコンテンツを活用した持続可能な社会貢献の新しいカタチです。
この基金は、子どもや地域に笑顔と希望を届けるための支援活動を今後展開していく予定です。ヒーローたちがその力を生かし、笑顔を創出する活動を通じて、誰もがその恩恵を受けられるようになればと願っています。
結成の背景と目的
「ドゲンジャーズ」は、2020年に放送がスタートした特撮ヒーロー作品で、今や年間330万人以上に視聴されています。九州の実在するヒーローたちが集結して生まれたこの作品は、地域に根ざした文化として親しまれています。
「ドゲンジャーズ基金」は、これまでヒーローショーやイベントを通じて出会ってきた多くの笑顔の裏で、足を運べない子どもたちがいる現実に応える形で生まれました。具体的には、長期入院している子どもや、ひとり親家庭の子ども、イベント参加が難しい離島や過疎地域の子どもたちへ笑顔を届けることを目指しています。
基金の運営体制
設立後は、株式会社エムマーケットエージェンシー(MMA)が中心となり、一般財団法人日本未来創造公益資本財団(JAFPIC)と共に運営されます。この基金の特徴は、賛同企業と個人からの寄付を受けて、地域貢献活動に取り組むNPOなどに助成金を交付する仕組みです。
MMAは「ヒーロー」の力を通じて、支援の参加の輪を広げ、JAFPICはその運営の透明性と公平性を担保する役割を果たします。これにより、寄付が現場での支援に活かされ、成果をともに共有することで参加が循環する仕組みが生まれます。
参加企業と寄付の仕組み
全国から60社以上の企業が「ドゲンカルチャー」に共感し、賛同いただいています。従来のように一社単独で設立された基金とは異なり、広く地域とファン、企業が一緒になって支える持続可能な社会貢献のエコシステムの構築を目指しています。
また、寄付金は地域のNPO団体への助成に使われ、その一部はヒーロー派遣に充てられる計画です。これにより、ヒーローが現場に伴走することで、支援者の思いが直接届き、参加の実感を得やすくなると期待されています。
今後の活動方向
「ドゲンジャーズ基金」では、「子ども・教育」や「まちづくり」を主な対象とし、以下の具体的な活動が考えられています。
- - ひとり親・貧困家庭への食支援:フードドライブやフードパントリーなど。
- - 子どもたちへの訪問活動:小児病棟や過疎地域でのヒーローショーの実施。
- - 災害地域への支援や地域づくり支援:地域に根ざした笑顔を届ける事業へのサポート。
第1回公募は2025年の9月上旬から始まる予定です。
今後の展望として、ドゲンジャーズ基金を通じて「誰でも、誰かのヒーローになれる」「誰でも、すでに誰かのヒーローである」という温かい理念を広げ、この街に多くの笑顔を届けていきたいと考えています。
ドゲンジャーズ基金の公式サイトはこちら
企業情報
株式会社エムマーケットエージェンシー
「ドゲンジャーズ」などのキャラクターを活用し、地域貢献や文化作りを推進しています。福岡を中心に、企業・行政・市民とともに活動を展開。
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一般財団法人日本未来創造公益資本財団
寄付・助成事業を行い、透明性と公平性を重視して社会課題に取り組んでいます。全国各地で公益プロジェクトを支援。
日本未来創造公益資本財団のHPはこちら
ご質問やお問い合わせは、ドゲンカルチャー実行委員会の広報部佐藤までご連絡ください。電話番号:092-402-0867、メール:satou@mmarketagency.com