兼松が推し活に新たな風を吹き込み、アクリルプリンタWoW！を導入

兼松株式会社は、2023年12月1日から31日までの間、株式会社スペースモールが運営する「SpemoYELL」において、特殊なアクリルカード印刷用プリンタ「WoW！」を導入しました。このプリンタを使って、ファンは自分だけのアクリルカードをその場で作成できるサービスを提供します。これは、兼松のプリンタ事業が新たにエンターテインメント分野に進出する一環として、多くのファンに新しい体験を提供するものです。

WoW！とは？

WoW！は、エンターテインメント領域に特化したプリンタで、使い方は非常にシンプルです。スマートフォンに保存している画像をプリンタに転送することで、約75秒という短時間で一枚のアクリルカードに印刷することができます。高解像度の600dpiで鮮明な映像が再現されるため、ファンの思い出や大切な瞬間を美しく刻むことが可能です。

SpemoYELLの魅力

スペースモールが運営するSpemoYELLは、ファンが自由にグッズを作成したり、展示したり、撮影したりできる場として非常に人気があります。ここにWoW！のサービスが加わることで、推し活ルームはただ「来る」だけの場所ではなく、「作る」そして「体験する」場所へと進化しました。この新たな体験を通じて、ファンは一層深く自分の「推し」を楽しむことができるのです。

体験の回数を重ねることで生まれる思い出

このサービスにより、ファンはその場で撮影した写真やお気に入りのイラストをアクリルカードとして持ち帰ることができます。これにより、日常に戻った後もいつでも推しや特別なイベントを振り返ることが可能になり、思い出がより一層深まります。

WoW！プリンタの技術的特徴

1. 高解像度の印刷: 600dpiのプリントヘッドが搭載されており、写真やアニメイラストも滑らかに印刷。
2. 多彩な表現力: ホワイトとメタリックインクを使用することで、透明アクリル上でも高級感のある鮮明な印刷が実現。
3. コンパクト設計: 撮影ブースやキオスク端末への容易な組み込みが可能で、どんな場面でも使用できます。

今後の展望

兼松は、30年以上にわたるプリンタビジネスの経験を活かし、リアル体験を重視したファングッズ市場の新しい創出を目指しています。今後、スペースモールとの提携を強化し、イベントやファンミーティング用のアクリルグッズ即時発行サービスなどの拡大を計画しています。また、推し活体験をパッケージ化した企画の開発など、多岐にわたる施策を検討しています。