蝶野正洋、名勝負の裏側を語る新著『プロレス名勝負とあの事件の裏の裏』
2025年9月17日、水曜日にプロレス界のレジェンド、蝶野正洋の最新書籍が発売される。出版社は株式会社ワニブックスで、タイトルは『蝶野正洋 プロレス名勝負とあの事件の裏の裏』。蝶野は、プロレスラーとしてだけでなく、芸能活動や会社経営など幅広く活躍しており、60歳を超えた今でも多くのファンに支持されている。
蝶野は過去に数々の名勝負を繰り広げ、歴史に名を刻んできた選手だ。その中で、多くの伝説が生まれた。しかし、今回の書籍では、ただ試合を振り返るだけではなく、試合後の裏話や当時の状況について改めて考察し、多くの点に新たな視点を加えている。特に、62歳の誕生日にあたる9月17日に発売されることも特別な意味を持つ。
新著の内容と蝶野の思い
作中では、蝶野自身の言葉で語られる名勝負の背景や、対戦相手との絆について深く掘り下げられている。例えば、彼がこれまで対戦してきたライバルたちに対する感謝の気持ちや、試合で経験した様々な出来事。そして、時が経つことで見えてくる新たな発見や感情。それらをコミカルかつ深く語ることで、読者を物語の世界に引き込む。
蝶野いわく、同じリングで闘った相手たちは、ただのライバルではなく、彼にとって大切な同志である。この思想は、彼がこれからの人生においても重要な価値観を示している。もし過去に戻れるのなら、どうするかという“タラレバ”についての思索も、本書の中で語られる。
活動の多様性
蝶野は、近年、プロレス以外でも多くの活動に携わっている。災害時の自助意識を高めるための講演活動や、救命救急の普及に取り組むNPO法人の設立など、プロレスラーという枠を超えた使命感に満ちた行動が目立つ。また、2023年には同期の武藤敬司の引退試合で急遽対戦相手を務めたこともファンの間で話題になっており、彼のプロレスへの情熱は衰えるどころか、ますます旺盛である。
書籍発売記念イベント
新著発売を記念したイベントも開催される予定で、東京でのイベントが2025年9月19日(金)に実施される。このイベントでは、実際に蝶野とファンが対話する機会が設けられ、書籍の内容についてさらに深く知ることができるだろう。詳細については今後発表されるということなので、期待が高まる。
蝶野正洋のプロファイル
蝶野正洋は1984年に新日本プロレスに入門し、同年に武藤敬司との対戦でデビューを果たした。その後、国内外で活躍し、数々のタイトルを獲得する。G1クライマックスでの前人未到のV5達成や、nWoジャパンの設立など、彼のキャリアは常に進化を続けている。現在も多方面で活躍を続け、社会貢献活動にも力を入れている。
新著『蝶野正洋 プロレス名勝負とあの事件の裏の裏』は、蝶野の熱き思いと共に、過去を振り返り、未来へ向けたメッセージが詰まった一冊。プロレスファンはもちろん、彼を知らない世代にも読んでもらいたい内容だ。