81歳から始まるダンス革命！JBRevolution 大分がFIDA GOLD CUP 2025で優勝

ダンスの秋、感動の幕開け

2025年11月22日、東京都港区にて開催された「FIDA GOLD CUP 2025」では、金色に輝くダンスが会場を包み込みました。この大会は、一般社団法人日本国際ダンス連盟（FIDA JAPAN）が主催する、GOLD世代のダンスチームによるコンテスト。今回で第4回目を迎え、全国から選りすぐりの17チームが集まったこのイベントは、シニア世代のパフォーマンスによる新たな革命の場となった。

JBRevolution 大分の歴史的勝利

競技の結果、栄光の座を掴んだのは大分県の「JBRevolution 大分」。平均年齢70歳のメンバーからなる彼らは、熱い情熱とともに100万円の優勝賞金を獲得しました。準優勝には埼玉県の「GOLD DRAGON」、3位には静岡県の「ソウルフルフーズ」が続き、どのチームも観客の心を掴む素晴らしい演技を見せました。この大会では、参加者全員がヒップホップのリズムに合わせてダンスし、年齢に関係なく楽しむ姿勢を体現しました。

賞の審査は「技術/振付」「表現力」「活力」「衣装/ヘアメイク」「完成度」の5項目に基づいて行われ、特に年齢に応じた「GOLDポイント」が重要視されました。また、特別賞も用意され、ユニークなキャラクターを持つチームにも惜しみない拍手が送られました。

杉良太郎氏のメッセージ

大会において、名誉会長の杉良太郎氏は「人は見られることで若返りのホルモンが出る」と語り、参加者の心に響く言葉を届けました。彼は「ダンスは身体だけでなく心にも良い影響を与える」と強調し、自分自身を楽しむことの重要性を訴えました。杉氏は、参加者に全力でパフォーマンスをするよう呼びかけると同時に、楽しい雰囲気を創り出しました。

健康と連携した特別プログラム

本大会では、厚生労働大臣上野賢一郎氏が挨拶に登壇し、FIDA JAPANの健康推進活動も注目されました。特別プログラムには、EXILE MAKIDAI氏と介護福祉士のDJ GEN氏も参加し、ダンスの楽しさを共有しました。中でも、最高齢の101歳になった望月ミサエさんの堂々たるダンスは、観衆に感動と元気を与えました。その瞬間は、ダンスによる健康促進の象徴とも言えるものでした。

ダンス健康クラブの魅力

FIDA JAPANは、65歳以上のダンスチームを全国に広げる「ダンス健康クラブ」を設立しており、現在も多くのシニア世代が参加しています。これにより、大人たちが集まり、楽しむ場所が提供されています。ダンスを通じて「GOLD世代」と呼ばれる高齢者たちが、豊かな人生を送り、健康であり続けることができるのです。

ダンスは年齢を問わず、人々を元気にし、つながりを生む力を持っています。「FIDA GOLD CUP 2025」は、その素晴らしさを改めて実感させてくれる舞台となりました。これからも多くの人々に笑顔を届けるために、ダンスの火は消えることなく燃え続けていくことでしょう。