スパイスとハーブの魅力を再発見!
株式会社主婦の友社が出版する新刊「
スパイス&ハーブの使いこなし事典 4訂版」が、2026年12月5日に発売されます。この本は、80種類のスパイスとハーブの基本的な知識と活用法を網羅したロングセラーの公式テキストで、スパイスとハーブに興味がある方には必見の一冊です。
スパイスとハーブの歴史
スパイスとハーブは、実は古代から人々の生活の中で多くの役割を果たしてきました。古代エジプトでは、シナモンがミイラの防腐処理に用いられ、また、古代ギリシャの医師ヒポクラテスは400以上のハーブを使った処方を編纂しました。その後中世ヨーロッパでは、スパイスが金銀に匹敵する貴重な存在となり、その価値から「スパイス戦争」が勃発したほどです。日本に目を向けると、古事記には山椒やしょうが、にんにくの記述があり、江戸時代に七味唐辛子が誕生したのもこのスパイス文化の影響です。このような歴史を知ることで、スパイスとハーブに対する理解がより一層深まるでしょう。
基本的なスパイスの使い方
本書では、スパイスとハーブを使いこなすための基本知識が具体的なレシピと共に詳述されています。香りづけや辛みづけ、色づけなど、スパイスやハーブが料理にどのように寄与するのかを解説し、それぞれの効果的な使い方や使用するタイミングについても詳しく紹介しています。
また、インドのチキンカレーやイタリアのパスタジェノベーゼ、スペインのパエリア、中国の豚の角煮など、各国の代表的な料理のレシピも掲載。これらのレシピを通じて、自分だけのオリジナル調味料を作る楽しみも提供します。
スパイス&ハーブ検定の公式テキスト
この書籍は、スパイス&ハーブ検定を実施している山崎香辛料振興財団により、唯一認定された公式テキストです。検定には1級、2級、3級があり、それぞれのレベルに合わせた全80種類のハーブとスパイスについての基礎知識や使いこなす技術が解説されています。具体的には、スパイスの別名や科学名、原産地、特徴、用途等が詳しく記載されており、さらに予想問題も収録されているため、検定受験者にとっては強力なサポートになるでしょう。
特に、各スパイスの背景に関するエピソードは、単に料理に役立つだけでなく、読み物としても楽しめます。珍しいスパイスの紹介もあり、スパイス愛好者にとっては必見の内容です。
日常生活での楽しみ方
生活の中でスパイスとハーブをどう楽しむかについての情報も充実しています。フレッシュハーブの選び方や育て方、美容と健康への活用法、そして芳香浴やルームフレッシュナーとしての利用方法など、あらゆる方面でスパイスやハーブを役立てる手法を紹介。この本があれば、料理だけでなく、ライフスタイル全般でスパイスの魅力を味わうことができるでしょう。
新しい情報やフードファディズムに関する最新の知識も含まれており、家庭での楽しみやプロとしての利用にも対応しています。 オールカラーで最新情報に更新されたこの書籍は、検定を受ける方だけでなく、日常的にスパイスを楽しみたい方々全てにおすすめです。
書誌情報
- - 書名: 4訂版スパイス&ハーブの使いこなし事典スパイス&ハーブ検定1級・2級・3級公式テキスト編
- - 出版社: 主婦の友社
- - 価格: 1980円(税込)
- - 発売日: 2026年12月5日(金)
- - ページ数: A5判・148ページ
- - ISBN: 978-4-07-461801-9
この書籍は、料理のアクセントを求める皆様や、自宅でスパイスの魅力を知りたい方にとって、役立つ情報が満載です。ぜひ手に取って、スパイスとハーブの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。