ズーカラデルが新たな挑戦!ドラマ主題歌「大喝采」
札幌を拠点に活動する3ピースロックバンド、ズーカラデルがついに初めてのドラマ主題歌を担当することになりました。彼らの提供する曲「大喝采」は、現在放送中のドラマ『浅草ラスボスおばあちゃん』のために制作されたものです。このドラマは梅沢富美男が演じる日向松子が、悩み事を抱えた人々を助ける凸凹な物語で、ストーリーが進むにつれ松子の過去が見えてくる壮大な展開を見せています。
ズーカラデルとは?
バンドはGt&Vo.吉田崇展、Ba.鷲見こうた、Dr.山岸りょうの三人からなり、今年は結成10周年を迎えます。これまでに木村カエラへの楽曲提供や、情報番組のテーマソングに起用されるなど、彼らの音楽は着実に広がりを見せています。初めてのドラマ主題歌である「大喝采」は、バンドにとっても特別な意味を持つものです。
インタビューで明かす制作への思い
主題歌担当の鷲見こうたは、ドラマ主題歌のオファーを受けた際の感想をこう語ります。「自分の中では、ドラマとその主題歌が強く結びついている。バンドとして初めて神秘的な体験をさせてもらった」と嬉しそうに語りました。そして、母が楽しみにしている作品ということもあり、親孝行にもなったと感慨深そうです。
吉田崇展は、主題歌「大喝采」に込めた思いについて、「人生には数々の困難が訪れますが、それを乗り越える勇気を称えられる曲にしたい」とコメント。ドラマのキャラクターたちが苦闘しながら踏み出す一歩を応援する内容に仕上がっているとのことです。
松子に叱られたい!
インタビュー中、メンバーたちは松子のキャラクターに関する軽妙なやりとりを繰り広げ、その中で「もし松子さんに叱られるとしたら?」という質問にも回答。その中で、「だらしない生活を叱ってほしい」「自炊をサボっちゃうから、きちんと叱ってもらいたい」と笑い合う姿が印象的でした。松子のキャラクターが持つ親しみやすさも感じられる瞬間でした。
人情に背中を押され音楽の道へ
ズーカラデルのメンバーは、人生の中で人情に助けられたエピソードも明かしました。鷲見は上京を決意した際、大家さんから「頑張ってな」と背中を押され、音楽の道へ進んでいったとのこと。このような温かな人情がテーマになっているあちこちで見られるのも、ドラマの魅力の一つかもしれません。
視聴者へのメッセージ
最後に、吉田は「ドラマの展開は驚きが待っている。ぜひ続きを楽しみにしてほしい。そして、僕たちの主題歌『大喝采』もよろしく!」とファンに向けてメッセージを送りました。
ズーカラデルの「大喝采」は、ドラマ『浅草ラスボスおばあちゃん』の心に響く一曲となり、物語を彩る存在として注目を集めています。これからの展開とともに、彼らの音楽に期待が高まるばかりです。