シリア難民の日の活動
2025-06-21 08:08:22

シリア難民の日に寄せてリアルな日常を伝えるPiece of Syriaの試み

世界難民の日とPiece of Syriaの取り組み



毎年6月20日は、世界中で難民の権利や支援が議論される「世界難民の日」です。この日は国連によって設けられ、戦争や迫害によって故郷を追われた人々に対する理解と支援の重要性が広められています。今回は、大阪を拠点に活動するNPO法人Piece of Syriaがこの特別な日に発表した動画やメッセージを通じて、シリアおよび中東地域で避難生活を送る人々の「実際の暮らし」に迫ります。

「難民という“人”はいない」



Piece of Syriaが発信したメッセージの一つに「難民という“人”はいない」という言葉があります。これは、「私たちと同様に人間は生活しており、その人たちが難民という状況に置かれているだけだ」という深い意味を持っています。

「難民がiPhoneを持っているわけではなく、iPhoneを持っていた人が難民になった」という逆転の発想は、私たちの頭の中にすり込まれた固定概念を覆し、彼らのリアルな生活を考えさせるものです。難民はただの数値として語られる存在ではなく、喜びも悲しみも持ち、普通の生活を営んでいた人々なのです。

現地の声を伝える動画



Piece of Syriaは過去にヨルダンやイラクの難民キャンプを訪れ、現地の人々の声や生活ぶりを映像で記録しています。これにより、報道などでは見えにくい、各国における難民の実態を伝えています。

  • - 動画①:『シリアの人たちを訪ねて〜ヨルダン編』
ヨルダンに住むシリア難民の実態を知るために、ザータリ難民キャンプを訪れた様子が描かれています。アラビア語を話す同じ文化圏であるヨルダンでは、彼らがどのように生活しているのかを、直に伝えています。

  • - 動画②:『シリアの人たちを訪ねて〜イラク編』
イラク北部のクルド自治区を訪れた様子を報告しており、イラクについての先入観を覆す光景と、そこで暮らす人々の声を紹介します。

  • - 動画③:『シリア難民のミステリーツアー』
あるヨーロッパの国での体験を基に、難民が直面する現実を描いた内容で、予想外の出会いも織り交ぜつつ報告されています。

ポッドキャストでも情報発信



Piece of Syriaはポッドキャスト「Piece of Syriaラジオ」を通じて、難民に関する情報を深堀りしています。このラジオでは、難民の日にちなんださまざまな話題が提供されており、リスナーがより広範な視野を持つための材料となっています。

増え続ける難民の現実



国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のデータによれば、2024年末までに過去最多の1億2,320万人が戦争や迫害により故郷を追われる状況が予測されています。その中でも、特に多くの難民が出ている国としてシリアやアフガニスタンが挙げられています。シリアでは、依然としてアサド政権が厳しい状況を維持し、帰還を希望する人々が多い中で、実際に帰る難民はごく少数にとどまっています。

私たちにできること



難民の問題に対する支援は多様ですが、「知ること」や「関心を持つこと」がその第一歩になります。Piece of Syriaの投稿や動画をシェアし、家族や友人と話すこと、さらには寄付を通じて再建を後押しすることが求められています。

6月20日「世界難民の日」をきっかけに、皆さん自身が何かアクションを起こすことを考えてみてください。

NPO法人Piece of Syriaは、シリアで教育の機会を失った子どもたちに教育を提供し、彼らが安心して暮らせる未来を手に入れるための活動を続けています。教えることの重要性を重視し、未来を見据えた支援を行っています。


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