宣伝の裏側を明かす福永邦昭氏の新書
2026年6月19日に出版される書籍『実録!東映三角マーク宣伝部』は、映画ファン必見の内容です。この書籍の著者、福永邦昭氏は、1966年から東映の宣伝部で宣伝プロデューサーとして活躍し、5代目の宣伝部長も務めた人物です。彼の手によるこの実録は、昭和の映画界の華やかな舞台裏を描き、当時の映画業界の様子やその中で育まれた人間関係に迫ります。
福永氏の記憶には、名作とされる映画の数々が鮮やかに刻まれています。特に、東映が誇る人気シリーズ「仁義なき戦い」や「トラック野郎」、さらに角川映画の名作「セーラー服と機関銃」などが取り上げられ、彼自身が企画した「わが愛の譜 滝廉太郎物語」にも触れています。これらの作品を通じて、時代ごとの宣伝の工夫や挑戦を生き生きと描き出しています。
尾形敏朗とのタッグで語る
本書のインタビューと構成は映画評論家の尾形敏朗氏が担当しています。彼は大学の3年生から福永氏の宣伝アシスタントとして働いており、両者の関係は深く、話の中には聞きにくいエピソードも多く含まれていることでしょう。尾形氏の鋭い質問は、福永氏がこれまで語られなかった側面を引き出します。
福永氏と尾形氏というコンビが生むダイナミックな対話は、読者に新たな映画観を提供することを期待させます。
発売記念イベントも開催
書籍の発売を記念して、いくつかのトークイベントが予定されています。まず、6月13日(土曜)には、神保町の書泉グランデにて先行発売トークが開催される予定です。このトークイベントは配信なしの特別な場となり、深い対話が期待されます。さらに、文喫六本木でも6月18日(木曜)にスペシャルイベントが開催されることが決まっており、こちらでは映画史研究家の伊藤彰彦氏が司会を務めます。どのような貴重な話が飛び出すのか、参加者の期待が高まるばかりです。
書籍の詳細情報
この書籍『実録!東映三角マーク宣伝部』は、立東舎から出版され、定価は3,300円(本体3,000円+税10%)です。内容は多岐にわたり、以下のような章立てがされています。
- - 第1章: 楽団マンから宣伝マンへ
- - 第2章: 時代劇から不良性感度の東映へ
- - 第3章: 仁義なき戦いに燃える
- - 第4章: 爆走!トラック野郎
- - 第5章: 角川春樹がやって来た!
- - 第6章: 角川映画の宣伝術
- - 第7章: カドカワ以外も騒がせた
- - 第8章: 宣伝部長への道
- - 第9章: 宣伝部長はつらいよ
- - 第10章: 定年前後の苦い味
- - 第11章: さらば、千葉真一!
この書籍は、単なる映画の裏話だけでなく、宣伝の舞台裏やそれに関わる人々の熱い情熱が詰まった、映画ファンはもちろん、広く一般の読者にとっても楽しめる内容となっています。映画とその宣伝の深いつながりを知る良い機会となるでしょう。
今後のイベントや詳細情報については、公式サイトをチェックしてみてください。