新しい童話の世界を楽しもう!
人気漫画家、ながしまひろみが手がけた新たな作品『サンタクロースの子どもたち』が、2025年10月27日に発売される。この童話は、サンタクロースになるための育成学校を舞台にした心温まるストーリーで、双子の主役、ホシとスイが織り成す物語が描かれている。
ながしまひろみとは
ながしまひろみさんは、漫画家、絵本作家、イラストレーターとして幅広く活躍している。前作の漫画や絵本は多くの読者に愛され、特に子どもたちに向けた作品は教育的な要素を持つことで知られている。今回の童話は、彼女にとって初めての長編作品となる。
物語の概要
『サンタクロースの子どもたち』では、双子のホシとスイが「自由とサンタ校」に入学するところから物語は始まる。サンタクロースになるための様々な授業が待ち受ける学校では、個性豊かな教師たちとの出会いを通じて、彼らは「サンタになる」という目標に向かって成長していく。しかし、サンタへの反発心を抱くスイは、学校を抜け出すことを決意。そこで出会うのは、人語を解するトナカイのホーリーだった。
彼らの成長と絆は、サンタクロースになるための真実を探求する中で深まっていく。作品の中には、サンタの流儀や「プレゼントを贈ること」の重要性についての考察が込められており、大切なメッセージが読者に届けられる。
個性溢れるキャラクターたち
物語には、サンタ校の校長ミズ・サンタクラウディアをはじめ、用務員のローズや司書のクマリ、さらにはヒイラギカンパニーのヒイラギといった多彩な大人たちが登場する。彼らとの交流を通じて、ホシとスイは様々な価値観や考えを学びながら成長していく。
漫画も収録
さらに、本書には「はじめに」と「おわりに」に短編漫画も収録されている。これは、童話だけでなく漫画の要素も取り入れた新しい試みであり、子どもたちにとって楽しい読み応えがある作品となっている。
書誌情報
書名:サンタクロースの子どもたち
著者:ながしまひろみ
出版社:株式会社岩崎書店
定価:1,540円(本体1,400円+税)
判型:A5判
発売日:2025年10月29日
ISBN:978-4-265-84068-7
終わりに
『サンタクロースの子どもたち』は、夢と希望に満ちたファンタジー童話だ。成長の物語を通じて、読者はサンタの役割や贈り物の本当の意味を考えるきっかけを得ることだろう。ぜひこの新作を手に取り、心温まるひとときを楽しんでもらいたい。