小学生のためのSSTワークがついに全編刊行!
特別支援教育において長年の実績を持つさくらんぼ教室が、待望の新シリーズ「小学生のためのSSTワーク」を発表しました。これにより、小学3・4年生向けの「中学年編」と、5・6年生向けの「高学年編」が同時刊行され、子どもたちの学校生活をより良いものへとサポートします。
SSTワークとは何か?
SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)ワークは、学校生活やコミュニケーションに必要なスキルを学ぶための教材です。さくらんぼ教室では、これを通じて子どもたちが自信を持てるよう、実際の事例を基にした練習を行います。大変好評を博しているシリーズ「中高生のためのSSTワーク」に続く本シリーズは、子どもたちが充実した学校生活を送るために必要なスキルを包括的に学べる内容となっています。
小学生のための全3巻
1.
低学年編(1・2年生向け) では、友達や先生とのコミュニケーションを円滑にし、学校生活に必要な基本的なスキルを育む内容となっています。登下校や基本的な学校行事についてのワークも含まれており、まさに学校生活を円滑に進める助けとなります。
2.
中学年編(3・4年生向け) では、行事参加や友達を作る方法、健康的な生活を送るためのスキルに焦点を当てています。特に、コミュニケーションに苦手意識を持つ子どもに向けて、友達への話しかけ方やつながりを持つための取り組みをサポート。
3.
高学年編(5・6年生向け) では、進学に向けた準備や自分の意見を発信する力、勉強の計画を立てる方法などの大切なスキルを身に付けます。また、思春期の心の変化と向き合うための内容も組み込まれており、子どもたちの心の成長を支えます。
さくらんぼ教室の理念
「さくらんぼ教室」は、1990年に設立され、個々の子どもに合わせた支援を行う学習塾です。283の教室を展開し、全国の多くの子どもたちに教育の機会を提供しています。特別支援教育士が監修するこれらの教材は、学校生活における「目に見えないルールやマナー」を楽しく学ぶことを目指しています。
監修者からのメッセージ
このシリーズの監修を担当する伊庭葉子氏は、「中学年になると友人関係が複雑化し、さまざまな感情に直面することもある。この教材を通じて、子どもたちが自分を理解し、他者との関係を構築していく力を伸ばしてほしい」と語っています。
まとめ
新しい「小学生のためのSSTワーク」は、学事出版から6月に刊行された低学年編に続き、中学年編、高学年編と全3冊が揃い、学校生活に対する理解を深め、楽しく学ぶことのできる内容が詰まっています。子どもたちが自信をもって学校生活を送れるよう、親や教師とも協力して使用してほしいです。
次世代の教育を支えるこのプロジェクトが、多くの子どもたちの心に寄り添い、サポートすることを期待しています。興味のある方はぜひ、公式サイトや書店で詳細をチェックしてみてください。