Zu々10周年記念の舞台『ダイアナ～それぞれのダイアナ～』が映像配信スタート！

Zu々10周年記念興行第2弾『ダイアナ～それぞれのダイアナ～』映像配信開始！

Zu々の10周年を迎える特別な公演、第2弾となる『ダイアナ～それぞれのダイアナ～』が、9月16日より映像配信を開始します。この特別な作品は、作・演出を手がけたブラジリィー・アン・山田によって、2006年以来9回の上演を経て、10回目の上演となります。

この作品は、横浜赤レンガ倉庫で行われた公演からの新しい試みとして、単なる改訂版ではない、3バージョンと3つの異なるエンディングを特徴としています。それぞれのチームが織りなすストーリーを通じて、「愛することの難しさ」と「それでも愛することの尊さ」を描いています。

また、舞台の特徴として、暗転なし・逃げ場なしの緊張感あふれる3人芝居が展開され、俳優たちのパフォーマンスが際立つ演出が施されています。1957年に世界でヒットしたポール・アンカの楽曲『ダイアナ』のメロディが背後に流れ、その歌詞が作品の核心となっている点も注目です。

舞台の構造と演出の背景

本作は、ワンシチュエーションの中で展開される3人の男女によるパワーゲームをテーマにしています。見る者は、劇中のキャラクターたちの言動から自身の経験を感じ取ることができ、笑いと苦さが交錯する「苦笑系喜劇」としての深い味わいを楽しめます。

観客が3人のキャラクターに囲まれたステージで、気持ちが共鳴する瞬間を体験することで、それぞれの愛の形が浮かび上がる仕掛けとなっています。多様な年齢層のキャストが演じることで、世代を超えた観点からの愛の多様性が示され、より深いメッセージが届けられるのです。