文庫版『月の立つ林で』登場!
青山美智子による小説『月の立つ林で』が、待望の文庫化を果たしました。この話題作は、2025年9月3日に株式会社ポプラ社から発売されます。読者や書店員からの熱い支持を受けて、あの独特の世界観が手軽に楽しめるようになります。
感動の連作短編集
『月の立つ林で』は、5年連続で本屋大賞にノミネートされるほどの人気を誇る青山美智子の連作短編集です。本書は、病院を辞めた元看護師や夢を追い続ける芸人、家族関係に悩む二輪自動車整備士など、日常に疲れを感じているさまざまなキャラクターたちが、共通のポッドキャスト『ツキない話』を聴くことで心を癒し、前に進もうとする姿が描かれています。
「見えないつながり」が彼らを支え合い、個々の人生の紆余曲折を描いていく様は、多くの読者に共感を呼び起こします。悩みながらも希望を見出そうとする彼らの物語は、暖かく感動的です。
書店員からの高評価
この文庫版は、発売当初から書店員たちから多くの励ましの声が寄せられました。特に、2023年の第20回本屋大賞では第5位にランクイン。さらに、ブクログの「本」週間ランキングでは第1位、読書メーター OF THE YEAR 2023-2024では第2位という輝かしい成績を収めています。小説好きにはたまらない一冊となっていることでしょう。
青山美智子のプロフィール
青山美智子さんは1970年生まれ、愛知県出身で現在は横浜市に住んでいます。デビュー作『木曜日はココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞した後、『猫のお告げは樹の下で』で第13回天竜文学賞を受賞。その後も本屋大賞やTIME誌の「2023年の必読書100冊」に選ばれるなど、国内外で注目を集めています。今回の文庫版には、宇宙飛行士の野口聡一さんによる解説も収録されており、その内容がどのように展開されるのかも楽しみです。
書籍情報
文庫版の表紙イメージはとても魅力的で、内容も期待以上です。定価は858円(税込)で、書店やオンラインストアで購入が可能です。この機会に心温まる『月の立つ林で』をぜひ手に取ってみてください。
- - 発売日: 2025年9月3日
- - 著者: 青山美智子
- - 価格: 858円(税込)
- - 購入リンク: Amazonはこちら
心に響く物語が詰まった『月の立つ林で』は、あなたの読書リストに加えるべき一冊です。ぜひその魅力を感じてみてください。