KADOKAWA新レーベル「幸せの裏側」に迫る！心の葛藤を描く作品群

KADOKAWA新レーベル「幸せの裏側」に迫る！

株式会社KADOKAWAが展開する人気の電子書籍コミックレーベル「LScomic」にて、待望のサブレーベル「幸せの裏側」が誕生しました。この新しいレーベルでは、幸せな外見の裏に潜む悩みや葛藤を描いたストーリー型コミックエッセイが紹介されます。

「幸せの裏側」は、タイトルからもわかる通り、人間の内面に焦点を当て、普段は他人には見えない側面を鋭く掘り下げます。この新しい展開の一環として、2025年3月28日（金）には『10歳で性被害にあいました』（著：ちくまサラ）、『僕はお父さんが好きじゃない』（著：まるたおかめ）など、5作品をリリース予定。4月には新作も投入され、さらなる話題を呼ぶことが期待されています。

新レーベルの初作品

1. 『10歳で性被害にあいました』

- 著者: ちくまサラ
- 発売日: 2024年12月5日

この作品は、小学4年生の女の子が直面する恐怖と孤独を描いています。「もう学校に行きたくない」と思うほどの状況に追い込まれる彼女が、周囲に相談できず苦悩する姿を描くことで、読者に深い感情移入を促します。

2. 『僕はお父さんが好きじゃない』

- 著者: まるたおかめ
- 発売日: 2024年9月23日

この作品では、父との関係に苦悩する少年の物語が展開されます。父親が自身の欲望を優先し、家族との絆が薄れていく様子は、多くの人々が共感できるものでしょう。特に、父親への距離感や葛藤は、親子関係の複雑さを象徴しています。

3. 『離婚リセット』

- 著者: 丸田マノ
- 発売日: 2024年12月16日

突然の離婚宣言を受けた夫が、タイムリープを通じて家族との関係を見つめ直す姿が描かれています。リアルな家族の在り方について問い直す内容が、多くの感動を呼ぶことでしょう。

心の声を届けるコミックエッセイ

これらの作品は、ただの物語にとどまらず、読者自身の心の声を引き出す要素が込められています。そして「幸せの裏側」は、読者がそれぞれの問題に目を向け、自分自身と向き合うキッカケを提供することを目指しています。

今後の展開

「幸せの裏側」のラインナップは、今後も続々と増えていく予定です。例えば4月には、『娘をグルーミングする先生』（著：のむ吉）が配信開始され、深刻なテーマの作品が増えていくことでしょう。

これからもKADOKAWAの新たな挑戦から目が離せません。コミックで描かれる様々な「幸せの裏側」に触れながら、私たち自身を一歩深く理解する旅に出かけましょう。