新たな銭湯の歌『大阪お風呂屋ソング』が誕生
2025年11月26日、『イイ風呂の日』にちなんだ特別な発表会が開催される。この日は、大阪市西成区の住みます芸人・らいおんうどんのガオ~ちゃんが作詞作曲したオリジナル曲『大阪お風呂屋ソング』のミュージックビデオが初めて披露される日だ。
大阪では銭湯が減少傾向にあり、その共有文化を守るためにガオ~ちゃんは数年間の努力を重ねてきた。大阪浴場組合公認の銭湯大使を目指し、地域の銭湯と協力しながら、ライブや掃除イベント、さらには銭湯ツアーを実施。そこでの経験を基に、銭湯の魅力を歌にすることを決心した。
その結果、2025年2月にはクラウドファンディングを実施し、全国の銭湯ファンから温かい支援を受けて全ての楽曲制作費用が集まった。そして、今回の『大阪お風呂屋ソング』が完成した。曲には、大阪の銭湯の人情や快適さ、楽しみを歌った内容が盛り込まれており、聴く人たちに新たな銭湯への興味を喚起させることが目指されている。
発表会の詳細とミュージックビデオ
発表会は、湯処あべの橋にて開催され、20:30からスタート予定。発表会では、制作にかけた50時間以上の時間をかけたミュージックビデオも初公開されることが予定されている。多くの銭湯の協力のもと、制作されたこのビデオは、視聴者に銭湯の楽しさやその魅力がリアルに伝わる仕上がりとなっている。
さらに、ガオ~ちゃんは毎月26日の『風呂の日』にどこかの銭湯で『大阪お風呂屋ソング』を披露する「風呂の日出没芸人」企画もスタートさせる。これは、もっと多くの人々に銭湯に足を運んでもらうきっかけを作るためのプロジェクトだ。
らいおんうどんのコメント
発表会にむけて、ガオ~ちゃんは「皆様の応援のおかげで、温かく銭湯に行きたくなるような曲が上がった。多くの人に知ってもらいたい」とコメント。また、しげみうどんも「銭湯好きとして、楽しむことができるように頑張りたい」とその情熱を語った。
らいおんうどんは、メンバー二人で結成以来、銭湯の保存促進を目指し、地域密着型の活動を続けている。彼らの新曲「大阪お風呂屋ソング」がどのように皆の心をつかむのか、今後の活動に注目が集まる。特に発表会は、多くの銭湯ファンにとっても特別な意味を持つイベントとなるだろう。
この新たな音楽の発表により、銭湯文化が再評価され、新しい風が大阪に吹き込むことを期待したい。