WOWs、新たな経営体制を発表
クリエイターエージェンシー「WOWs」が、新しい経営体制を発表しました。2024年2月に株式会社Nateeの新規事業としてスタートしたこのエージェンシーは、所属するクリエイターとともに、クライアント企業のプロモーションやBtoC事業の開発を進めてきました。この度、2025年8月には分社化し、さらなる成長を目指します。
新たな体制の背景と目指す方向性
WOWsは「クリエイターの夢を、市場の価値に。」というミッションを掲げ、これまで活動を展開してきました。分社化に伴い、創業からのキーパーソンである李 晟在CEOと西城 奎太朗COOが経営の中心を担うことになります。これにより、WOWsは経営判断の自由度が高まり、スピーディな意思決定が可能になります。
リーダーたちは、共創の理念を基盤とし、新たなチャレンジやパートナーシップを築くことで、多様なクリエイティブビジネスの可能性をさらに広げていくと強調しています。
CEO・李 晟在のビジョン
李 晟在CEOは、WOWsが目指すのはクリエイターの“才能の出口”を増やすことだと述べ、表現や影響力を広告だけに留めず、様々な形で社会と結びつける仕組みを作り続けたいと語ります。「すべての表現が価値を持つ時代において、クリエイターはただの発信者ではなく、経済の中で重要な役割を果たす存在」と、クリエイターの新しい位置付けについて言及しました。
また、李はWOWsが単なる「インフルエンサー事務所」ではなく、時代の仕組みそのものを変えていくエージェンシーであることを目指すと述べます。「影響力がある人が偉いのではなく、影響力をどう使うかが大切になるこの時代に、私たちは独自の才能とともに新しい文化をデザインしていく」と力強く語りました。
COO・西城 奎太朗の展望
一方、COOの西城 奎太朗は、クリエイターとの共創を通じてクライアントや代理店が求めるソリューションを提供し続けることに注力していくとコメント。彼は、クリエイターの個性や価値観を重視したキャリア設計が不可欠であると述べ、お互いにとって有意義な関係を築くことを強調しました。
二人の指導のもと、WOWsは未踏の市場規模を目指し、個性や才能を活かした新たなビジネスモデルの創出にも取り組んでいくとしています。クリエイターエコノミーが拡大する中で、双方にとって価値のある環境を整えることが重要だと認識しています。
クリエイターの未来を見据えて
WOWsは、「クリエイターの夢を、市場の価値に。」というミッションを引き続き胸に、クリエイターとともに多様な形で社会との接続を図り、影響力のある仕事を実現していくことに注力します。彼らの挑戦は続き、文化として根付く創造力の質が求められる時代において、そのビジョンを具現化することを誓います。
代表取締役CEO・李 晟在の経歴
立命館アジア太平洋大学卒業後、ウィルグループに入社し、2021年にNateeにジョイン。クリエイターキャスティング専門部署「Creator Success」を設立し、その後WOWsを立ち上げました。
COO・西城 奎太朗の経歴
明治大学商学部卒業後、グリーホールディングスに勤務し、その後Nateeに参加。現在はWOWsの事業開発責任者として全事業を管掌しています。
今回の新たな体制により、WOWsは今後もクリエイティブなビジネスの前進を確実に進めていくと期待されています。