ポリー・バートン来日
2025-11-04 16:54:22

イギリスの翻訳家ポリー・バートンさんが来日決定!日本文学の魅力を語る

新たな日本文学の架け橋、ポリー・バートンが来日!



一般財団法人新潮文芸振興会が主催する、日本文化を世界に広める活動の一環として、イギリスで評判となった柚木麻子さんの小説『BUTTER』の翻訳者、ポリー・バートンさんが日本に訪れることが決まりました。彼女の来日は2026年1月を予定しており、この機会に日本の文学作家との対談や、翻訳技術を学ぶためのワークショップ、一般向けの講演会などが計画されています。

ポリー・バートンさんは、イギリスの文学シーンで注目されている翻訳家であり、数多くの日本文学作品を手掛けてきた実績があります。『BUTTER』に関しても、イギリス国内でベストセラーの地位を確立し、読者からも高い評価を得ています。全世界で120万部を超え、38カ国で翻訳される予定のこの作品は、特に日本の文学愛好家からの注目を集めています。

『BUTTER』の受賞歴



この作品は、イギリスの書店による「Books Are My Bag Readers Awards 2024」でBreakthrough Authorに選ばれ、また、名高い「Waterstones Book of the Year 2024」では、翻訳作品としては非常に珍しい受賞を果たし、日本人として初の快挙となりました。さらに、「The British Book Awards 2025」ではDebut Fiction部門を受賞し、権威ある英国推理作家協会からのダガー賞の翻訳小説部門にもノミネートされています。

ポリー・バートンの背景



ポリーさんは、イギリス在住の作家であり、日本文学およびノンフィクションの翻訳家として幅広い活動を展開しています。翻訳した作品には、柴崎友香さんの『春の庭』や津村紀久子さんの『この世にたやすい仕事はない』などがあり、彼女の名声は国境を越えて広がっています。また、彼女自身のエッセイも話題で、多様なテーマについて鋭い視点で考察を展開しています。2026年には新作小説『What am I, a Deer?』の発表も控えております。

新潮文芸振興会の役割



新潮文芸振興会は、日本の文学と文化を海外に紹介する重要な団体です。文学賞の運営や、日本文学に関する研究支援を通して、文芸活動のプラットフォームを提供しています。また、国際文化交流を促進するために、日本の作家を海外に紹介したり、海外の作家を日本に招いたりする活動を行っています。このような活動を通じて、日本文化の魅力を伝える役割を果たしています。

ポリー・バートンさんの日本の訪問は、彼女の過去の業績を祝うと同時に、今後の日本文学における国際的な展望を広げる貴重な機会となることでしょう。今回の来日を通じて、ポリーさんが伝える日本文学の深い魅力に触れ、彼女の翻訳家としての視点を学ぶ貴重な機会を提供してくれることを期待しています。


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