大阪でCO2を楽しむ
2025-06-16 15:38:13

CO2を楽しみながら資源に変える!大阪・関西万博のMOF FES.参加レポート

大阪・関西万博で開催された「MOF FES.」の魅力



2023年6月15日、関西万博会場内で行われた「MOF FES.」。このイベントはカーボンリサイクルの新しい形を体験するユニークな機会となりました。主催のSyncMOF株式会社が中心となり、エクシング株式会社が協賛しました。

MOF FES.の目的とは?


MOF FES.は、「ヒーローになるCO2」というテーマのもと、脱炭素社会に向けた実践的なアプローチを広めることを目的に開催されています。特に、金属有機構造体(MOF)を使用したカーボンリサイクル技術の紹介が重要です。この技術は、CO2を効率的に回収し、再利用することを目指しています。

当日は、「CO2回収のど自慢大会」の他に、「呼吸するアート」や「CO2回収ワールドカップ」など、様々なアート・スポーツ・音楽を組み合わせた企画が実施され、訪れた人々は楽しみながら環境問題について考えることができました。

独自の「CO2回収のど自慢大会」


「CO2回収のど自慢大会」は、参加者がカラオケで歌うことで排出するCO2を回収するという、新しい挑戦です。エクシングが提供した最新の通信カラオケ機器「JOYSOUND X1」を利用し、参加者はSyncMOFが開発したCO2回収装置「Syllego」を装着したリストバンドを身に着け、歌いながら排出されるCO2をリサイクルしました。

さらに、回収されたCO2は会場の足湯に溶かされ、炭酸湯となって多くの来場者に楽しんでもらいました。会場は、観客と参加者両方の熱気で包まれ、全8組がそれぞれのパフォーマンスを披露。大屋根リングから見守る観客の前で、多くの笑顔が生まれました。

環境への意識向上を目指して


このイベントは、CO2回収を通じて新たな活用法を提案し、来場者に楽しみを与えるだけでなく、環境問題への関心を深めることに貢献しています。エクシングは、今後もエンターテインメントを通じて、多くの人々に笑顔と心の豊かさを届けることを目指していきます。

まとめ


「MOF FES.」は、環境問題に対する関心を高めるための新たな試みとして、参加者にとっても記憶に残るイベントとなりました。歌を通じてCO2を回収し、それを楽しむこのイベントは、持続可能な未来に向けた一歩を象徴しています。今後もこのような取り組みが広がることを期待しています。


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