黒田大スケ個展
2025-02-21 14:41:20

大阪の芸術と彫刻の新たな視点を探る黒田大スケ展

大阪の芸術と彫刻の新たな視点を探る黒田大スケ展



大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]にて、著名なアーティスト・黒田大スケによる個展「天幕のためのプラクティス」が開催されます。この展覧会は、2025年4月12日から6月1日までの期間、入場無料で行われる予定です。近代彫刻の歴史を深く探求し、公共空間に存在する彫刻の意義を考察することを目的とした本展では、黒田が進めてきた様々なリサーチや作品を通じて、大阪の過去と現在を再評価します。

黒田大スケは、社会の中で忘れられた存在としての幽霊をテーマにした作品を数多く手がけてきました。彼は、調査やフィールドワークを通じて、見えない存在に光を当てることに情熱を注いでいます。近年では特に、近代彫刻の研究を基にした映像作品の制作に力を入れており、本展でもその成果を発表します。展示の中心となるのは、黒田が昨年より行った大阪市内の公共空間に点在する彫刻作品についてのリサーチをもとにした映像です。

この個展では、大阪府が保持する「大阪府20世紀美術コレクション」とも連携し、黒田の活動を通じて、地域の歴史や芸術との関連性を深く掘り下げる機会を提供します。来訪者は「大阪」という言葉が持つ多面的な意味を再考し、忘れ去られた存在が今こそどのようにその声を発するのかを探求することができます。また、訪れることで、黒田自身のアートへのアプローチや哲学をより身近に感じることができるでしょう。

関連イベントの開催


展覧会にあわせ、黒田大スケと各界のゲストを迎えた多くの関連イベントも予定されています。例えば、4月20日には「大阪を歩く」という対談イベントが開催され、黒田と松岡剛氏(広島市現代美術館主任学芸員)が展示内容をざっくばらんに話し合います。また、5月4日には、大阪市内の彫刻を巡るツアーが行われ、黒田が直接参加者とともに作品を見て回ります。このツアーは20名までの少人数制で、予約が必要です。

さらに、5月25日には、黒田によるアーティスト・トークも開催されます。このイベントでは、彼の作品や制作過程について深く洞察できる貴重な機会となるでしょう。これらのイベントへの参加は無料ですが、事前の申し込みが必要です。参加希望者は、1ヶ月前の2025年3月1日から申し込みが可能です。

アートと都市の結びつきを探る本展を通して、大阪の新たな一面に触れ、自己の感性を刺激する機会を得られることでしょう。大阪府立江之子島文化芸術創造センターで開催される黒田大スケの個展にぜひ足を運んでみてください。私たちの知らなかった「大阪」の姿を見つけることができるかもしれません。皆様のご来場を心よりお待ちしております。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪 黒田大スケ 芸術展

トピックス(芸能)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。