大正大学附属図書館が文字文化振興法20周年イベントを開催
大正大学附属図書館が、2025年7月26日(土)に「文字・活字文化振興法制定・施行20周年記念フォーラム」を開催することが決まりました。場所は東京都豊島区にある大正大学の8号館4階礼拝ホールで、午後13時30分から17時までの間に多様なプログラムが展開されます。
このフォーラムが注目される理由は、文字や活字は人類の知識や知恵を後世に伝える重要な手段だからです。また、民主主義の進展においても欠かせない要素であると考えられています。日本では「文字・活字文化振興法」が制定され、国や地方自治体がその重要性を認識し、文化を振興する責任を持つことが求められています。この法律が施行されてから20年が経過し、デジタル社会やDX(デジタル・トランスフォーメーション)の進展に伴い、社会全体が大きく変わっていることを考慮し、今回のフォーラムが開催されます。
フォーラムの詳細
フォーラムでは、文字や活字文化に関わる多様な関係者が集まり、あらゆる視点から意見を交換し、文化の未来を考える機会が設けられます。プログラムには基調講演とシンポジウムが含まれており、参加者が文字文化や読書の楽しみ、AIやデジタルの影響について共有し合います。
イベントスケジュール
1.
開会式 13:30-13:45
2.
基調講演 13:45-14:30
- 講師:片山善博氏(元総務大臣、現大正大学地域構想研究所長)
- テーマ:「『本好き』を増やすために私たちには何ができるか」
3.
シンポジウム 14:45-16:45
- 参加者:
- 作家ドリアン助川氏
- 教育関係者髙田行紀氏
- 出版関係者岡垣重男氏
- 学校図書館関係者髙司陽子氏
- 進行:稲井達也氏(大正大学附属図書館長)
4.
閉会式 16:50-17:00
参加について
このイベントの定員は100名ですが、参加申込はすでに締切られており、取材希望の方のための参加受付も行っています。興味のある方は大正大学附属図書館に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
大正大学について
大正大学は、1926年に設立され、天台宗や真言宗、浄土宗など多宗派が協働して運営されている大学です。大学の理念は「智慧と慈悲の実践」であり、仏教の教義に基づく教育ビジョンを掲げています。学生には自己研鑽を大切にするとともに、他者の幸福を願って行動することが期待されています。大正大学はこの理念の下、多様な教育研究を展開しています。
公式ウェブサイト:
大正大学公式HP