中山七里 最新刊
2025-11-05 13:11:18

中山七里が描く音楽と推理の交錯 最新作『とどけチャイコフスキー』発売決定!

中山七里 最新作『とどけチャイコフスキー』の魅力



今年、作家デビューから15周年を迎える中山七里が、待望の最新推理小説『とどけチャイコフスキー』を2025年11月7日に発売します。本作は、中山七里のデビュー作『さよならドビュッシー』に続く、シリーズ10作目となります。常に音楽を背景にし、事件の謎を解き明かしてきた岬洋介の物語が再び動き出します。

シリーズの集大成



中山が手掛けるこのシリーズは、ピアニストの岬洋介が音楽の世界で起こる様々な事件を解決していく様子を描いています。これまでの作品は推理小説のファンはもちろんのこと、音楽ファンからも高い評価を受け、シリーズ全体での累計発行部数は190万部を超えています。

最新作の舞台は、ロシアの文化的背景に裾野を広げています。モスクワ音楽院の学部長が密室での殺害事件に巻き込まれる中で、岬洋介が事件の解決に挑むストーリーが展開されるという、音楽とミステリーが交差する作品です。また、舞台設定にはウクライナとの国際情勢に影響されている現実が色濃く反映されており、その環境が登場人物たちに与える影響も大きな見どころです。

物語の梗概



物語の中心となるキャラクター、ヴァレリーはショパン・コンクールで5位入賞を果たしティーチャーとしてモスクワ音楽院で教えている身です。厳しい国際情勢のため、ボリス学部長などとの意見が対立し、音楽における自由の制約に悩まされています。そんな中、岬洋介がロシアでのコンサートの機会があることを知り、ヴァレリーは彼に学内で演奏をするよう依頼します。しかし、ボリス学部長の反対を受けたその晩、学部長が謎の密室で命を落とす事件が発生。警察は学院内部での犯行を疑い、ヴァレリーを含む学生たちにも疑惑の目を向ける中、岬は真相を追い求めることにります。

中山七里からのメッセージ



今回の作品で10作目となる中山は、岬洋介のルーツに迫る重要なテーマが含まれていると語っています。特に「いつまでもショパン」の時から、彼の背景についての設定を思案し続けていたとのこと。これまでのシリーズとは一味違う深みを持った物語が展開されることが期待できます。

作家デビュー15周年を迎えた中山七里の新たな挑戦と、彼の歩みを振り返る本作は、すべての音楽ファンや推理小説ファンにとって見逃せない作品となることでしょう。

書籍情報


  • - 発売日: 2025年11月7日
  • - 価格: 1,870円(税込)
  • - 詳細URL: こちら

記念すべきこの作品、あなたもぜひ手に取って、音楽と心揺さぶる推理の世界を楽しんでください!


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