新刊『WORKSIGHT 27号』
2025-05-13 12:22:22

消費者の意味を再考する新刊『WORKSIGHT 27号』が発売決定

消費者の位置づけを見つめ直す『WORKSIGHT[ワークサイト] 27号』



2025年5月14日、コクヨ株式会社が編集する研究媒体『WORKSIGHT[ワークサイト] 27号 消費者とは Are We Consumers?』が全国の書店およびECサイトで発売されます。この号では、長い間、私たちの存在を形作ってきた「消費者」という言葉の意味や、それが私たち自身や企業の考え方、行動に与えてきた影響を掘り下げることを目的としています。

特集内容について



本号では、日本の市場調査・マーケティングリサーチの老舗企業であるインテージと共同編集を行い、「消費者」という概念の重要性を再認識させる内容となっています。戦後の日本社会を振り返りながら、歴史的な視点から消費者の意義がどのように変化してきたのか、また現在どのような要素が影響を及ぼしているのかを探っていきます。

例えば、著書『消費者と日本経済の歴史』の著者、満薗勇さんにインタビューを行い、未来の消費者の姿についての見解を伺います。また、社会学者の北田暁大氏(東京大学)は、「そもそも調査とは何なのか」という根源的な問いを投げかけ、消費者研究の基盤について新たな視点を提供しています。

特別調査とインタビュー



インテージによる特別調査では、「消費者」という概念を起点にした自己像に関する大規模なアンケートを実施。その結果を踏まえ、社会の中での消費者としての自分自身を見つめ直す機会を提供します。さらに、人類学者ティム・インゴルドとエンタメ社会学者中山淳雄さんへのインタビューも行い、彼らの専門分野から見た消費者の位置づけや、文化的な背景を交えた鋭い視点も紹介されます。

コラムと炎上騒ぎ



面白いコンテンツとしては、パルコと山口はるみさんに関する特集や、SNS上での炎上騒ぎに発展したレコードの万引き事件を背景にしたコラムも収録されています。このコラムでは、現代の消費者文化と倫理観の根本的な問題に光を当てつつ、私たちが見逃している「消費者」の実像を浮き彫りにします。

本書を通じて、消費者という存在がどのように変化し続けているのか、またそれに伴う社会の変化や企業の対応について考える機会を提供します。ぜひ、一読の価値ある内容となっています。

書籍概要



  • - 書名: WORKSIGHT[ワークサイト]27号 消費者とは Are We Consumers?
  • - 編集: WORKSIGHT編集部(ヨコク研究所+黒鳥社)
  • - ISBN: 978-4-7615-0934-7
  • - 発行日: 2025年5月14日(水)
  • - 定価: 1800円(税抜き)

書籍は全国書店やECサイトで購入可能です。興味のある方はぜひ手に取ってみてください。

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