奈良で里中満智子展開催、特別トークイベントも予告

里中満智子展、奈良県立図書情報館で開催

奈良県立図書情報館が開館20周年を迎えるにあたり、特別展『里中満智子展』が開催されることが発表されました。この展示は、漫画界の巨星、里中満智子氏の数々の作品を通じて、彼女の創造力を余すところなく伝える貴重な機会となっています。

展示内容

展覧会のハイライトは、長年の集大成として著作された大長編『天上の虹―持統天皇物語―』です。この作品は、32年という歳月をかけて制作されたもので、その緻密なストーリー展開と絢爛豪華なイラストは、訪れる人々を魅了すること間違いありません。また、古代奈良を舞台に描かれた他の作品からも選りすぐりの名場面が展示され、多くのファンにとって記憶に残る瞬間が甦ることでしょう。

トークイベント開催

展覧会期間中には、里中満智子氏自身が登場する特別トークイベントとサイン会も予定されています。訪問日が2025年11月2日（日）14:00から15:00までの一時間、会場で直接彼女の言葉を聞くことができる貴重な機会となります。受付は2025年10月2日（木）9:00から開始され、参加希望者はぜひ早めに申し込むことをおすすめします。

里中満智子の魅力

里中満智子さんの作品は、ただの漫画にとどまらず、歴史や文化、そして人間ドラマを深く掘り下げています。彼女の描くキャラクターは生き生きとしており、観る者に強い感情を抱かせる力を持っています。特に、奈良の歴史を背景にした作品群は、地域に根付いた物語を豊かに表現しており、多くの人々に感動を与えてきました。