高松亜衣が放つ新作CD「Colorless」の魅力と意義を探る

高松亜衣が新たな境地に挑むCD「Colorless」

名古屋出身のヴァイオリニスト、高松亜衣が約2年ぶりに新しいCD「Colorless」をリリースすることが決定しました。このタイトルには、「無色」や「色のない世界」といった意味が込められており、音楽を通じて色彩を失った世界を描くという独自のテーマが設定されています。「Colorless」という言葉自体が持つ不思議さが、この作品を特別なものにしています。

高松はヴァイオリニストとしてのキャリアをスタートさせてから6年が経ちました。彼女はこれまでの道のりで、音楽を通じて多くの景色をカラフルに彩ろうと努力してきました。しかし、今回は一度立ち止まり、「色を隠す」という新たな挑戦を選んだのです。自身の音楽スタイルを見つめ直し、さらに自由に羽ばたくための旅がここにあります。

CDリリースの詳細

高松亜衣の新CD「Colorless」は、品番TAC-0019で、価格は税込み¥4,000となっています。収録される楽曲は以下の通りです：
1. ヴィエニャフスキ： 華麗なるポロネーズ Op.42
2. ブラームス： ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調作品78「雨の歌」
3. 高松亜衣： ヴァイオリン・ソナタ「竹取物語」（編曲:後藤沙希乃）

特に「竹取物語」は日本の伝説をモチーフにしたものであり、高松の独自の解釈が加えられているため、聴きどころの一つとなるでしょう。

CD先行販売情報

新CD「Colorless」は、2025年11月に開催される全国4都市のリサイタルにて先行販売されます。このリサイタルでは、名古屋、東京、神戸、札幌での公演が予定されており、会場でCDを購入した方には「オリジナルポストカード」がプレゼントされる特典も用意されています。なお、CD購入には公演チケットが必要ですので、事前の確認をお忘れなく。

公演日程

- 名古屋公演: 11月5日（水）熱田文化小劇場
- 東京公演: 11月15日（土）第一生命ホール
- 神戸公演: 11月21日（金）神戸朝日ホール
- 札幌公演: 11月28日（金）ふきのとうホール

各公演の詳細やチケット情報は公式サイトをご覧ください。公演に関する注意事項やチケット購入時の注意も記載されていますので、よく確認した上での参加をおすすめします。

高松亜衣の歩み

高松亜衣は、3歳からヴァイオリンを学び始め、名古屋市立菊里高校音楽科、東京藝術大学器楽科を卒業しました。彼女はこれまでにブルクハルト国際音楽コンクール第1位や全日本学生音楽コンクール名古屋大会第1位など数多くの賞を受賞しています。また、東京フィルハーモニー交響楽団や神奈川フィルハーモニーと共演した実績も多く、数回のソロリサイタルを成功させてきました。特にオンライン活動にも力を入れており、SNSでのフォロワー数は70万人を超えています。

高松は1840年製のクレモナ製ヴァイオリンを使用しており、その音色は彼女の音楽にさらに厚みを加えています。今後の活躍が期待される高松亜衣の新しい一歩、ぜひ見逃さないでください。