新たな学びの場「問い読」を提供するオンラインコミュニティ
井上慎平さんと岩佐文夫さんが共同で始めるオンラインコミュニティ「授業のない学校」が、コミュニティ専用オウンドプラットフォーム「OSIRO」にてスタートします。この新しいプログラムでは、「問い読」と名付けた対話型の読書ゼミが展開され、参加者が知的な刺激を受け、成長する場を創出します。
「授業のない学校」での学びの意義
コミュニティの主宰者である井上さんと岩佐さんは、これまでの経験をもとに「大人の学び」をサポートする必要性を強く感じていました。彼らはNewsPicks NewSchoolで実施した「アウトプット読書ゼミ」を経て、より持続可能な学び場を求めていたのです。これまでも受講者からの高い評価を受けてきたこのプロジェクトが、今度は「授業のない学校」という全く新しい形で生まれ変わります。
「問い読」は、ただ本を読むのではなく、参加者自身が「問い」を立て、それをもとに対話を行うことがポイントです。単なる知識の獲得ではなく、思考を深める場を提供します。これにより、「教わる」学びから「気づく」学びへとシフトすることが期待されます。
OSIROの役割と魅力
新しく設立されるこのオンラインコミュニティは、オシロ株式会社が提供する「OSIRO」を活用します。コミュニティ運営と講座開催を一元化できるオールインワンプラットフォームであるOSIROは、井上さんと岩佐さんが目指す「大人の学び」を実現するための強力なツールです。彼らが感じたこのプラットフォームの価値は、参加者同士がより深くつながることができる点です。
また、OSIROには「人」が感じられる余白があり、有機的な対話を促進します。参加者が主体的に行動することで、コミュニティ内で新しい価値を創造していくことができるとされています。
「問い読」に参加する魅力
「問い読」は全6回のプログラムで、専門家であるブックキュレーターが選ぶテーマに沿った書籍を読みます。今回の課題図書は、ジュリアン・ジェインズ著の『神々の沈黙――意識の誕生と文明の興亡』です。この本は、読者が他者との対話を通して自分自身の思考を揺さぶる内容となっています。
参加のプロセス
1.
じっくりと読む: 各回、設定された章を完読することが求められます。
2.
問いを立てる: ゼミ当日までに、参加者が自分の問いを作成し準備します。
3.
対話を楽しむ: ゼミ当日には、少人数のグループに分かれ、作成した問いをもとに活発な対話を行います。
このプロセスを経ることで、受講者は一層深い理解を得ることができるでしょう。
参加要項
- - 開催日時: 2025年5月14日(水)より、隔週水曜日に全6回開催
- - 金額: 63,800円(税込)
- - 定員: 25名(先着順)
- - 応募期間: 2025年4月8日(火)〜30日(水)まで
井上慎平さんと岩佐文夫さんからのメッセージ
「問い読」はただの読書体験ではなく、思考を深める新しいスタイルを提案します。井上さんは、「読書を通じて、正解のない問いを考え、自分自身を見つめなおす機会を提供したい」と述べています。また、岩佐さんは「あくまでも探求が重要であり、新しいことを学ぶことで自分に問いが生まれる場を見たい」と語ります。
オシロ株式会社とそのミッション
オシロ株式会社は「日本を芸術文化大国にする」というビジョンを掲げ、OSIROを通して様々なコミュニティの活性化を目指しています。今回の「授業のない学校」は、そんなコミュニティの一環として、参加者にとって驚きと発見の場となることでしょう。
人と人がつながり合い、共に成長する「問い読」に参加してください。新しい世界があなたを待っています。