仏像の魅力大解剖
2025-02-21 12:03:56

仏像の魅力を深く知ろう!『超図解仏像大事典』が登場

仏像の魅力を深く知る一冊



2025年2月21日、朝日新聞出版から『疑問がすべて解ける 超図解仏像大事典』が発売されます。本書は、仏教の豊かな文化を持つ日本で、仏像に関する疑問を解消するために作られました。監修を務めるのは、駒澤大学仏教学部の村松哲文教授。この著書では、仏像に秘められた歴史やその魅力を余すことなく紹介しています。

仏像鑑賞時の疑問に答える


仏像を見たときに、私たちはしばしば「これはいつ、誰が、どのような目的で作ったのか?」という疑問に直面します。村松教授は、「仏像をじっくり観察すると、さまざまなことが気になり出す」と話しています。本書では、難解な専門用語はできるだけ避け、読者が容易に理解できる形で構成されています。

三部構成で学ぶ仏像の世界


この『超図解仏像大事典』は、以下の三つの章に分かれています。

第1章:美術史で学ぶ仏像学


ここでは、紀元1世紀にさかのぼるガンダーラやマトゥーラでの仏像誕生のストーリーや、それらが日本に伝来してきた過程を解説します。また、飛鳥時代から鎌倉時代にかけての仏像様式の変遷をイラストを用いてわかりやすく紹介します。

第2章:日本の仏像図鑑


この章では、「如来」「菩薩」「明王」「天部」「高僧」「円空」の6つのカテゴリーごとに、仏像の基本情報を盛り込んでいます。特に注目すべきは、仏画制作を手掛けるのが現役仏師である長谷法寿教授。この章の大迫力の写真や精緻な仏画を通じて、仏像の特徴や起源について詳しく解説されており、仏像に対する理解が深まります。

第3章:仏像鑑賞のポイント


仏像を観賞する際に気を付けるべきポイント、例えば「材質」「大きさ」「表情」「持ち物」などについて詳しく学ぶことができます。ここでは、写真やイラストを用いて、鑑賞をより充実させるためのヒントを提供します。

膨大な情報を取り扱う


本書では、協力をいただいたお寺や博物館が75ヶ所以上。書籍の中には、国宝や重要文化財にあたる仏像が200体を超えています。また、福島県の勝常寺にある「薬師如来坐像」や、岐阜県の円空仏、九州の観世音寺に点在する仏像群など、エリアも幅広いです。

準備を整えて仏像鑑賞を楽しむ


仏像は、その存在自体に大きな力を秘めています。お寺や博物館を訪れる前に、本書で知識を深めておけば、きっと仏像をより深く理解できることでしょう。仏像鑑賞がより楽しいものとなること間違いなしです。

書籍詳細


『疑問がすべて解ける 超図解仏像大事典』は、240ページオールカラーのA5判で、購入はアマゾン等で可能です。定価は1870円(本体1700円+税10%)となっています。興味を持たれた方は、この機会にぜひ手に取ってみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: 仏像 村松哲文 地人館

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。