水墨画の極みを体感！新刊『日本の図像墨のいろ』が発刊

日本の水墨画の魅力を味わう一冊

2025年3月22日、待望の書籍『日本の図像墨のいろ』が発売されます。この本は、日本における水墨画の歴史を約500年にわたって探求する内容となっており、東洋独自の絵画芸術である水墨画の魅力を余すことなく伝えています。

水墨画は9世紀に中国で誕生し、その後日本に伝わります。本書では、受容期として知られる鎌倉・南北朝時代から始まり、雪舟や周文が活躍した室町時代に至るまでの重要な作品を紹介しています。桃山から江戸時代にかけては、日本独自のスタイルが生まれ、より個性的な作品が登場しました。これらの作品に直に触れることで、水墨画の奥深さと美しさを感じられるでしょう。

編集は濱田信義氏が手掛け、デザインはSPICE designの谷平理映子氏が担当しています。書籍はA5判のソフトカバー仕様で、全216ページ、192ページが美しいカラーで構成されています。定価は税別2,800円と手頃で、誰もが手に取りやすい価格設定となっています。

本書は日英両言語で提供されており、国内外問わず多くの読者に楽しんでいただける内容です。水墨画についての知識が深まるだけでなく、歴史の流れの中でどのように絵画が進化してきたかを学ぶことができます。水墨画に興味がある人はもちろん、アート全般に興味がある方にとっても一つの知的刺激になることでしょう。

さらに、本書の公式サイトでは目次やサンプル画像も公開されており、事前にどのような作品が収められているのかを覗き見ることができます。興味を持った方はぜひチェックして、発売日に書店で手に取ってください。この機会に日本の水墨画の深みを探る旅へと出かけましょう。