家族で防災を学べる絵本『ぼうさいセブン』が登場します！

絵本『ぼうさいセブン』発刊！家族で防災を考えよう

毎日の生活の中で、災害への備えは必要不可欠です。5月22日（木）、世界文化社から発表される新しい絵本『ぼうさいセブン』は、家族全員で防災について考えるきっかけとなる一冊です。この絵本は、空からやってきたキャラクター・セブンが登場し、地震に対する正しい行動や準備の方法を分かりやすく教えてくれます。

地震が起きたらまず最初に何をする？

物語の中では、セブンが「じしんがきました。まずさいしょにどうしますか？」というクイズを出題します。子どもたちが机の下にもぐったり、クッションで自分の頭を守る様子を見て、セブンが「まずばきけんなばしょからはなれること！」と正しい行動について教えます。身近な災害に対して、どのように心構えを持つべきかを楽しく学べる内容になっています。

外にいるときの地震への対処法

いつどこで起きるか分からない地震。もし外にいて地震が発生したら、まずは近くの危険なブロック塀から離れなければなりません。この絵本では、ひび割れたブロック塀や傾いているブロック塀といった危険な箇所をイラストで紹介しており、子どもたちが防災の知識を自然に身につける手助けをしています。実際に自宅周辺のブロック塀を見直すきっかけにもなりますね。

防災グッズを家族で点検！

家族みんなで防災グッズの点検をするシーンも含まれており、絵を見ながら楽しみつつ、どんな準備が必要かを考えさせられます。保存食や子どものおもちゃを用意することの重要性を感じながら、家族の絆を深めることができるでしょう。絵本を通して、遊び感覚で防災を学べるのは大きな魅力です。

著者と監修者について

この絵本は、児童文学作家のもとしたいずみが手掛け、絵を描いているのはふくだいわお。2人は共に、教育への思いを大切にし、響き合う作品を生み出しています。また、作品の監修にはあんどうりすが参加しており、専門知識を基にした安心感があります。彼女は防災教育の学びを深め、全国の保育園や幼稚園でも講演を行っています。