本書の紹介
産業カウンセラーである小日向るり子氏が執筆した新書『何でもまわりのせいにする人たち』が、2025年8月21日(木)より発売されます。本書は、他責思考に悩む人々に向け、そのメカニズムと実践的な対処法を詳しく解説した一冊です。
他責思考とは?
他責思考とは、自分のミスや問題の原因を周囲に押し付ける心理的な傾向を指します。「あの人のせいで失敗した」や「親の育て方が悪かった」のように、トラブルや不満を他者や環境のせいにする行動がこれに当たります。このような思考パターンは誰にでも見られるもので、重要なのはその強さです。
他責思考の影響
強い他責思考は、さまざまなデメリットを引き起こします。特に、自己成長のチャンスを逃し、人間関係を悪化させる要因となります。また、チームの調和を乱す存在になり、ストレスを増大させることもあります。さらに、攻撃的な言動が増えたり、変化に適応するのが遅れたりすることもあります。
本書が提供する解決法
小日向氏は、6500件以上の相談を通じて得た経験をもとに、他責思考を抱える人々の特徴や、彼らとの関係を円滑に保つ方法を具体的に紹介しています。
また、本書は「ほどよく自責、ほどよく他責」を提唱しており、精神的な安定を得るためにどのように行動すれば良いかについても触れています。この思考バランスを体得することで、効果的なコミュニケーションが可能になるでしょう。
書籍の構成
本書は以下の章で構成されており、それぞれが他責思考の理解と改善に向けた内容になっています。
1. 相談事例から見る他責思考のパターン
2. 他責グセ人の心理的メカニズム
3. 他責グセが増加する理由
4. 他責思考のもたらすデメリット
5. 自身の他責グセを疑った場合
6. 他責グセの人との上手な付き合い方
著者プロフィール
小日向るり子氏は、日本産業カウンセラー協会認定の産業カウンセラーであり、アロマコーディネーターでもあります。静岡県出身で、同志社女子大学短期大学部を卒業後、企業でのカウンセリング経験を経て、2012年に「フィールマインド」を設立しました。6500件以上の相談実績があり、精神的健康に関する執筆活動も行っています。
書籍情報
- - 書籍名:何でもまわりのせいにする人たち
- - 著者:小日向るり子
- - ページ数:180ページ
- - 価格:1,100円(税込)
- - 出版社:フォレスト出版株式会社
- - 発売日:2025年8月21日
- - ISBN:978-4-86680-822-2
この本は、心の問題に悩む方や、他責思考を理解したい方にとって、非常に有益な内容が詰まっています。ぜひ手に取って、その知識と実践を日々に活かしてください。