沖縄の若手DTMクリエイター達が集結！第2回中高生DTM作曲コンテストの結果発表

沖縄の若き才能が煌めく！「第2回中高生DTM作曲コンテスト」開催

2025年10月5日、沖縄県立博物館・美術館の講堂にて「第2回中高生DTM作曲コンテスト沖縄」の決勝大会が行われました。このコンテストは、沖縄発の新しい音楽制作の可能性を追求するDTMオキナワが主宰し、地域の中高生達の才能を引き出す場として注目されています。

DTMとは何か？

DTM（Desk Top Music）は、パソコンやスマートフォンを使って音楽を制作する手法のこと。近年の音楽シーンではもはや欠かせない存在となっており、沖縄の若手クリエイター達もこの技術を学び、独自の音楽を生み出しています。

コンテストの流れ

2025年7月1日から8月31日の間に、沖縄本島、宮古島、石垣島に住む中高生から78曲のオリジナル楽曲が応募されました。その後、厳選された5名の審査員による予選審査を経て、決勝大会へと進む10曲が選出されました。

最終審査では、審査員と観客による投票が行われ、以下のような素晴らしい作品が受賞しました。

- グランプリ: 米須悠真さん（昭和薬科大学附属高等学校 1年生）「アレストコール」
- 準グランプリ: 増田大地さん（八重山商工高等学校 2年生）「低温動物」
- 沖縄環境保全研究所賞: 赤嶺輝さん（普天間高校 1年生）「キャプチャ」
- オーディエンス賞: 上原一汰さん（浦添工業高校 3年生）「DayTimeDream」

スペシャルイベントと賞品

決勝大会当日は、沖縄県知事の玉城デニー氏も会場を訪れ、若手クリエイター達の情熱に触れました。グランプリにはアマゾンギフトカード10万円分が授与されるほか、ほかの入賞者に対しても副賞が用意されています。特に沖縄の企業と連携した楽曲制作権利が与えられることが、今後のキャリアにとって大きな意味を持つでしょう。

DTMの未来と次世代への期待

DTMオキナワの主宰、安田陽さんと宮古島出身の下地イサムさんは、音楽の未来を担う若者達を育てる意義を強調しています。沖縄の伝統的な音楽に寄り添いながら、現代の音楽制作に必要なスキルを次世代に伝える役割を果たしています。来年度も引き続きコンテストやワークショップを開催し、より多くの若手クリエイターをサポートするとのことです。

今後の活動

国や地元の企業との連携を強化することで、沖縄のDTMシーンを盛り上げていく方針です。近い将来、沖縄の音楽が全国、さらには国際的な舞台で評価される日を期待してやみません。興味を持った方は、DTMオキナワの公式ウェブサイトやSNSをチェックし、次世代の音楽シーンに触れる機会を逃さないでください。

DTMオキナワホームページ