友情や家族が描く裏切りの物語
子どもたちに向けた短編集『1話10分 裏切文庫』が、2025年3月21日(金)に新星出版社から発売されます。この本は、読者がすぐに楽しめるように短くまとめられており、1話あたり約10分で読了できるのが大きな魅力です。今回のテーマは「裏切り」。友情や家族、恋愛といったさまざまな関係性に足りないものが見え隠れするストーリーが展開されます。
ちょっと不思議な古本屋
本書は、夢の中に迷い込んだかのような、ちょっと不思議な古本屋が舞台となっています。読者は、自分が読みたい本を見つけることで、非日常的な体験を味わうことができます。どこか懐かしいような、しかし新しい感じのストーリーが詰まっています。
裏切りの多様な形
収録作品には、9つのユニークな短編が含まれています。特に、夏期講習の最終日に起こる出来事を描いた作品では、子どもたちの友情が試される怖い経験を通じて、「裏切り」の背後にある駆け引きや心理的な葛藤が描かれています。また、占いに翻弄される主人公の思春期特有の悩みや、家族にまつわる裏切りの物語も収められています。
収録作品の一部紹介
- - 悪魔の取引(伊藤クミコ):禁断の契約の果てに待つものとは?
- - キンソクチ(緑川聖司):禁忌を犯した先に現れる怪物との接触。
- - 占いなんて、当たらない?(花里真希):思春期の恋心と占いがもたらす不安定な友情。
それぞれの物語には、鮮やかなキャラクターたちが登場し、裏切りによる悲劇やコミカルな瞬間が織り交ぜられています。
読書時間を大切に
本書の最大の特徴は、1話が短いため、ちょっとしたスキマ時間にも最適です。朝の通学前や食事の合間など、様々なシーンで楽しむことができます。さらに、小学3年生以上の漢字にはふりがなもついており、読者が安心して楽しめる構成になっています。
書籍情報
『1話10分 裏切文庫』は、著者が日本児童文芸家協会に属する人気作家たちによる書き下ろし作品を収録。定価は税込1100円。ページ数は200ページとボリューミーでありながら、短編で構成されているため手に取りやすいのも魅力です。
この書籍は、自分自身の体験や感情と向き合う手助けになるだけでなく、友達や家族にちょっとした裏切りの感情を思い出させることでしょう。この機会に是非手に取ってみてください!
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