Earth hacksとBitStarが協力、環境教育アニメ制作で次世代育成へ

Earth hacksとBitStar、第1弾の環境教育アニメ制作を発表

環境に対する意識が高まる現代、Earth hacks株式会社と株式会社BitStarが手を組み、脱炭素意識を育むためのYouTubeアニメ作品の提供を開始します。このコラボレーションは、α世代にあたる子どもたちを対象にしており、楽しみながら教育的な要素を盛り込んだ内容となっています。

環境教育の重要性

脱炭素社会の実現に向けては、個人の理解と実践が欠かせません。特に、未来を担う世代である子どもたちに対して、環境意識を早期に育むことが急務です。Earth hacksは、次世代を担う子どもたちに向けて、楽しみながら環境問題に触れられる機会の提供を目的としました。

新キャラクター「トト」と相棒「リュクミン」

本プロジェクトでは、特別な能力「デカボリューション（デカボ化）」を持つ少年「トト」が主人公になり、彼の相棒である「リュクミン」は廃材から生まれたリュック型のモンスターです。これまでに見たことのないユニークなキャラクターたちが登場し、子どもたちに環境問題を親しみやすく伝えることを狙っています。

デカボ：脱炭素化の意

リュクミンは、実際に再利用された廃材をもとにした製品をイメージして制作されており、環境にも配慮したデザインが特徴です。実際にリュクミンは、ドイツ発のアップサイクルバッグブランド「AIRPAQ」の「Backpack」をモデルにしています。

公開予定日

- 「ペケペケ！ペケッツくん」：2025年8月16日（土）公開予定
- 「ヒロたま！ヒロくん」：2025年8月18日（月）公開予定

いずれもYouTube公式チャンネルで視聴可能です。

環境教育への展望

この企画を通じて、子どもたちがアニメを楽しむ中で、自然と脱炭素の概念や環境意識を学べる機会を提供していきます。リサイクルや資源の有効活用に対する意識を高め、自発的な行動変容を促すことを目指しています。さらに、他企業や自治体との連携も視野に入れており、より多くの若年層に対して脱炭素教育の機会を広げていく方針です。

「Earth hacks」とは

Earth hacksは、生活者と共に脱炭素に向けた活動を推進するプラットフォームです。Z世代を中心に、脱炭素を身近に感じてもらえるような情報を提供し、企業や団体との共同開発を進めています。また、「デカボスコア」という独自の指標を活用し、製品やサービスの環境貢献度を可視化する試みも行っています。

気候変動の時代において、子どもたちへの教育と意識改革は非常に重要です。この新しいアニメ作品が、次世代の環境リーダーを育成するきっかけとなることを期待しています。