口下手でも成功する!新しいプレゼン手法『対話するプレゼン』が登場
2025年2月26日、岩下宏一氏の著書『対話するプレゼン』がダイヤモンド社より発表されます。この本では、プレゼンテーションにおける革新的なアプローチである「対話するプレゼン」が紹介されており、言葉に自信がない方や口下手な方でも効果的にプレゼンを行うためのノウハウが詰まっています。
プレゼンは特別な場ではなく、対話の場
一般的にプレゼンテーションは、「ロジカルに話さなければならない」「しっかり理解してもらわなければ」と思い込むあまり、緊張してしまう場面が多いです。多くの人々が「特別なプレゼン」として意識することで、余計な不安や緊張を感じることになります。しかし、岩下氏はその常識を覆し、柔軟に状況に応じた進行を可能にする「対話するプレゼン」を推奨しています。
この手法では、一方的に情報を押し付けるのではなく、聴衆との対話を重視し、共感や信頼関係を築くことが大切です。つまり、プレゼンテーションは「演劇的な対話の場」として捉えられるのです。
従来のプレゼンとの違い
この新しいプレゼンテーション手法は、従来の型にはまった方法から一転します。主な違いは以下の通りです:
- - 情報を詰め込む: プレゼンの時間の3分の1を余白時間として活用する。
- - ストーリーにこだわる: 相手の関心を重視し、その場で話を進める。
- - 原稿を読む: 話す内容はその場で即興で作り出す。
- - 流暢さにこだわる: 言い間違いや言い忘れは許容する。
- - 質疑応答を最後に: 質疑応答は冒頭から行い、対話を促進。
このようなアプローチにより、「普段通りの活発な対話」を行う場とすることで、より効果的で心に響くプレゼンを実現することができます。
本書の内容
『対話するプレゼン』では、以下の目次で詳細な内容が解説されています:
- - まえがき
- - 第1章 ヒアリングの進め方
- - 第2章 ストーリーの作り方
- - 第3章 資料の作り方
- - 第4章 プレゼン前の空気の作り方
- - 第5章 話し方
- - 第6章 問いかけと受けとめ
- - 第7章 1対多でのプレゼン
- - あとがき
各章では、プレゼン準備の基本から、緊張を和らげる空気作り、対話を生むための生きた言葉遣い、そして多人数に対するプレゼン術まで、段階的に学ぶことができます。
著者の経歴
岩下宏一氏は、株式会社ビーユアセルフの代表としてプレゼンティングの専門家です。鹿児島県出身で、京都大学法学部を卒業後、NTTで人事業務に携わり、続いてミュージカル俳優としても成功を収めてきました。特に劇団四季での経験が、観衆との効果的なコミュニケーションのスキルを磨く源となったといいます。著者のこれまでの経験は、プレゼンを行う上でのリアルで実践的な洞察を本書にも反映させています。
岩下氏が教える「対話するプレゼン」の理念は、真剣になるあまり気を使いすぎてしまう人々に向けたおどけなさと、素直な対話を重視しています。本書が多くの方にとって、プレゼンの苦手意識を和らげ、自信を持って話をするうえでの良きパートナーとなるでしょう。
書籍情報
- - 書名: 対話するプレゼン
- - 著者: 岩下宏一
- - 発行元: ダイヤモンド社
- - 定価: 1,650円(税込)
- - 発売日: 2025年2月26日
- - 判型: 四六並製・248ページ
- - 購入リンク: Amazon
この本が新たなコミュニケーションのスタイルを提供し、読む人々に新たな気付きと実践的なテクニックを与えることを期待しています。