『サボテンの微笑み』開幕
2026-03-31 18:25:05

ケラリーノ・サンドロヴィッチ新作演劇『サボテンの微笑み』東京公演が開幕!

ケムリ研究室が贈る新たな舞台『サボテンの微笑み』



ケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきによる演劇ユニット「ケムリ研究室」の新作『サボテンの微笑み』が、3月29日から4月19日まで東京のシアタートラムで上演されています。この作品は、岸田國士の短編戯曲『温室の前』からインスパイアされたもので、外界と隔絶された生活を送るある兄妹の恋愛模様を描く会話劇です。

日本の原風景に息を吹き込む兄妹の物語



物語の舞台は昭和3年。東京郊外の洋館に住む学と空子の兄妹は、親からの遺産を受け取り、何不自由ない生活を送る一方で、孤独感を抱いています。植物を育てる兄と、その世話をする妹。彼らの関係はまるで夫婦のようで、年越しの数分間のやりとりから、その親密さといびつさが浮き彫りになっています。

そんな彼らの日常に、訪問者が加わることで物語は展開していきます。友人や旧知の夫婦の来訪によって、外界の風が二人の生活に吹き込まれ、恋愛ドラマが繰り広げられます。しかし、彼らの行動はどこか垢抜けず、時に風変わりである一方で、他者への思いやりや率直さも併せ持っており、次第に観客を引き込む魅力を放っていきます。

笑いと切なさに満ちた新作



本作の特徴の一つは、登場人物たちのユニークな言動によって生まれる笑いです。兄妹が巻き起こす騒動は、彼らの孤独な毎日がいっそう切なく、愛おしさを増していきます。古風でささやかな設定にもかかわらず、登場人物たちの表情や感情は非常に瑞々しく、観客に深い共感を呼び起こします。この作品は、演劇ならではの生きた人間の営みを感じることができる楽しさを提供しています。

開幕の声



開幕にあたって、ケムリ研究室の二人は「プライベートな時間を大切にした」とし、観客との一体感を感じられた初日を振り返りました。また、出演者たちからも、作品への期待や新鮮さを感じたというコメントが寄せられています。

「変わったり変わらなかったり、少しずつその人の幸せに進んでいればそれでいい。」と瀬戸康史は語り、主演としての思いを表明しました。そのほか、共演者たちもそれぞれが感じる愛おしさや緊張感を明かし、今後の公演への意気込みを伝えました。

公演情報



本作は、3月29日から4月19日まで東京のシアタートラムで上演された後、兵庫・豊橋・北九州・新潟を巡回します。東京公演では、当日引換券が購入可能で、残席があれば当日券も販売されています。詳しい公演情報は、公式サイトで確認できます。

新作『サボテンの微笑み』は、ケムリ研究室の会話劇の中でも特に心に残る作品となることでしょう。舞台に新たな息吹を吹き込むこの演劇を、ぜひご覧いただきたいと思います。


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