『禁忌の子』ノミネート
2025-02-03 12:39:43

山口未桜デビュー作『禁忌の子』が2025年本屋大賞ノミネート!

山口未桜デビュー作『禁忌の子』が2025年本屋大賞ノミネート



2025年の「本屋大賞」において、山口未桜さんのデビュー作品『禁忌の子』が見事にノミネートされました。この発表は、2024年2月3日12時に行われ、全国の書店員が選出した売りたい本候補の中から、注目の10作品が選ばれました。大賞の最終決定は書店員による2次投票を経て、4月9日(水)に発表される予定です。

本作『禁忌の子』は、第34回鮎川哲也賞を受賞した作品であり、現役医師である山口さんが描く医療をテーマにした本格ミステリとなっています。刊行前から多くのメディアから注目を集め、発売以降も様々な書評やコメントが寄せられています。

医療×本格ミステリの新境地



『禁忌の子』は、救急医・武田が主人公の物語です。物語の冒頭で、武田の元に運ばれてきた身元不明の遺体、それは武田自身と驚くほど似ていました。彼はこの不思議な死体の正体を探るため、旧友で医師の城崎と共に調査を始めます。しかし、調査を進める中で、重要な鍵を握る人物の変死体が発見されるなど、次々と衝撃的な展開が待ち受けています。医療の現場と本格的なミステリが見事に融合したこの作品は、緊迫したストーリー展開で読者を引き込みます。

賞賛の声が続々



著名な作家や書店員からのコメントも多く寄せられており、「追わずにはいられない謎」「驚かずにいられない結末」と称賛されています。宮部みゆき氏は「医療用語が飛び交う緊迫した展開に、関西弁の会話が滋味を添えている」と述べ、読者にとって寝不足必至の一作であるとお勧めしています。また、三省堂書店の加藤裕美氏は、あまりに厚みのあるストーリーに新人とは思えないと驚きを隠せませんでした。これらの反響は、本作がただのデビュー作に留まらない、傑作である証明です。

メディアでの取り上げも多数



『禁忌の子』は、TBSの「王様のブランチ」や読売新聞、京都新聞、さらに週刊文春など各種メディアでも取り上げられ、2024年末に発表された「週刊文春」ミステリーベスト10では第3位にもランクイン。デビュー作にしてこの評価を受けるということは、山口未桜さんの今後の展開にも大いに期待が寄せられています。

作者のプロフィール



著者の山口未桜さんは、1987年に兵庫県で生まれました。神戸大学を卒業し、現在も医師として活動しながら小説を書いています。2024年に『禁忌の子』が鮎川哲也賞を受賞したことにより、本格的な作家活動がスタートしました。医療現場での経験が息づく作品づくりは、多くの読者の共感を呼んでいます。

結論



山口未桜さんのデビュー作『禁忌の子』は、その巧みなストーリーテリングと斬新なテーマで、まさに今最も注目すべき小説の一つです。今後の展開にも期待しつつ、ぜひ手に取ってその魅力を味わってみてください。


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