きかんしゃトーマスの新たな物語がついに登場!
2025年3月中旬、株式会社ポプラ社から「きかんしゃトーマス」原作80周年を記念した新しい絵本が発表されました。その名も『ジェームスとディーゼル機関車』です。この本は、これまで未翻訳だった82以上のページが収録されています。子どもたちに大人気のキャラクターが再び登場し、心温まるストーリーが展開されます。
「汽車のえほん」シリーズの魅力
「汽車のえほん」シリーズは、1945年にウィルバート・オードリー牧師が、病気の息子クリストファーのために創造した物語が始まりです。この初めての本、『3だいの機関車』から始まり、次々と新しい物語が誕生し、世界中の子どもたちが楽しむ人気シリーズとなりました。現在までに42巻が出版され、特に1981年までにポプラ社から1巻から26巻が発売されています。
27巻以降の展開
昨年2023年には日本出版50周年を祝して、未翻訳の27巻『ほんとうにやくにたつ機関車』と新・汽車のえほんSPECIAL BOX(全27巻)が一斉にリリースされ、話題を集めました。この演出で、さらなるファンの心をつかむお手伝いができました。
新刊『ジェームスとディーゼル機関車』の内容
『ジェームスとディーゼル機関車』は、うぬぼれの強い機関車、ジェームスに焦点を当てています。彼はディーゼル機関車の助けを必要ないと考えていましたが、その考えが変わるストーリーが描かれています。このような成長と気づきの物語は、子どもたちにとっても大切なテーマです。
本書は、600冊以上の海外文学を手掛けてきた翻訳家・金原瑞人さんの手による翻訳ですので、非常に楽しみな一冊となっています。
収録タイトルについて
今回の新刊には、以下の4タイトルも収められています。
1. いばりんぼ
2. どっちへいくの?
3. 消防車の色
4. がちがちのこおり
これらのタイトルは、多様なテーマが組み合わされており、親子で楽しめる読み物となっています。
書籍情報
- - タイトル: ジェームスとディーゼル機関車
- - 作: クリストファー・オードリー
- - 絵: クライヴ・スポング
- - 訳: 金原瑞人
- - 発売年月: 2025年3月
- - 定価: 1800円(10%税込)
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もはや、かつての絵本を超えて、世代を問わず”、きかんしゃトーマスの魅力を再確認できる機会が到来です。新しい出発を迎えたこの絵本、是非お手に取ってみてください。