「きおくの森」東京公演
2025-03-04 08:37:44

福島・大熊町発の新たな希望を描く「きおくの森」東京公演の詳細

福島県大熊町の演劇「きおくの森」が東京公演決定



福島県大熊町主催の演劇「きおくの森」が、東京・渋谷区のこくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演されることが決まりました。この公演は福島県大熊町とその地域に住む子どもたちによる、感動のアートパフォーマンスです。2025年3月26日(火)に1日限りの上演が行われる予定です。

この演劇は、震災からの復興に向けて取り組む子どもたちの姿を描いています。大熊町は2011年の東日本大震災によって全町避難を余儀なくされて以来、復興に挑戦し続けてきました。近年では、新しい教育施設「学び舎ゆめの森」が設立され、まさに新たなスタートを切るタイミングにあります。

演劇のテーマと内容


「きおくの森」は、復興への希望と共に、子どもたちの成長を描く物語です。新たな町へ移り住んできた“都会の少女”と、過去の悲しみを背負っている“不思議な少女”との出会いを通じて、未来への一歩を踏み出すストーリーが展開されます。

公演では、歌やダンス、さらに地域に伝わる伝統芸能の要素も取り入れ、観劇者を惹きつける内容が盛りだくさん。演出は木村準氏、音響監督は関口直仁氏が担当し、絵は蟹江杏氏が手掛けています。

出演者紹介


この演劇の中心を担うのは、大熊町のあやのちゃんと東京から参加するときかちゃんの二人。あやのちゃんは都市から来た少女を演じ、前回も同じ役を務めた経験を活かしてより一層の成長を見せてくれるでしょう。一方のときかちゃんは初参加で、東京で生活しながら現地の学生たちとともに稽古を重ねており、彼女の初演技も注目です。

大人の俳優陣も揃っており、東京を中心に活動する俳優たちがゲストとして参加します。彼らは、物語をさらに深みのあるものに導く役割を果たします。

学び舎ゆめの森と地域の人々


大熊町の「学び舎ゆめの森」では、子どもたちがみずからの経験と想いをもとに作品を作り上げています。この学校は、震災による影響を受けて設立された特別な学校で、教育を通じた地域の復興を象徴しています。

今回の公演が特別な理由は、福島県外からの参加者と共に地域の子どもたちが一つの作品を通じて普通の望みを持ちながら演じるという点です。観客に届けるメッセージは、ただのエンターテインメントではなく、復興の願いや思いが込められています。

チケット情報


公演は2025年3月26日(水)に予定されています。昼の部14:00から、夜の部18:00からの二回公演です。おもなチケット料金は、S席3000円、A席2000円、学生1000円、それ以下の小学生は無料で入場できます。

令和時代の日本で、未来へしっかりと生きる姿を見せてくれる子どもたち。彼らの演技をぜひ間近でご覧ください。

詳細は公式サイトやSNSで随時更新されるので、興味のある方はチェックをお見逃しなく!

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