石井“EC“志津男が語るレゲエの歴史、『Tail of Riddim』発売決定！

石井“EC“志津男が描くレゲエの物語

日本におけるレゲエとストリートカルチャーの歴史を探求した新たな書籍『Tail of Riddim レゲエとストリート・カルチャーの話1979-2020』が、いよいよ2025年11月14日、リットーミュージックから発売されます。この書籍は、石井“EC“志津男が自身の体験を通して日本のレゲエの歩みを語ったもので、その中で彼の数々の活動を振り返ることができます。

書籍の内容と特徴

『Tail of Riddim』は、レゲエの聖地とも言えるジャマイカやNYでの活動を経て、日本におけるレゲエの発展に寄与してきた石井の貴重な経験がまとめられています。書籍は彼自身の語りとともに、数人の著名な文化人やアーティストとのインタビューで構成されており、聞き手を務めるのは、故・川勝正幸やILL-BOSSTINO（THA BLUE HERB）、USUGROW、若林廣之、八幡浩司、有太マンといった面々です。

また、書籍のカラーページには、石井が大切に保管していた貴重な資料も収められており、視覚的にも楽しめる内容となっています。現在、日本のレゲエシーンを牽引する石井自身の経験や思いを知ることができる、忘れられない一冊になることでしょう。

表紙イラストは、石井と長年の親友であるゲイリー・パンターが手がけており、芸術性の高い仕上がりが期待されます。

発売記念ライヴイベント

書籍の発売を記念して、2025年11月21日に渋谷のクラブクアトロでライヴイベントが開催されます。出演者にはMatt SoundsやHOME GROWNといったバンドに加え、関西からは元DETERMINATIONSのホーンズと高津直由、UKからビティ・マクリーンが来日予定です。さらに、オーバーヒートに関与していたMoomin、PUSHIM、H-MAN、t-Ace、そして石井の親しい友人であるRankin’ TaxiやHakase-Sunといった豪華な顔ぶれが揃います。

石井“EC“志津男のプロフィール

石井“EC“志津男は、株式会社OVERHEAT MUSICの代表を務めるだけでなく、OVERHEAT RECORDSのプロデューサーとしても国内外のアーティストを広くマネジメントしてきました。そのキャリアは1981年、映画『Rockers』の日本配給を担当したことから始まり、以来、ジャマイカやNYのレゲエアーティストとの交流を深めてきました。今までに数多くのアーティストたちのマネジメントを行い、日本のレゲエ文化の発展に寄与してきた礎を築いています。

この書籍を通じて、石井の歩みや彼が育んだ日本のレゲエ文化を深く理解し、この音楽ジャンルの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。彼の存在がどれだけ日本の音楽シーンに影響を与えてきたのか、その一端を知ることができる貴重な機会です。