蒸気機関車EX Vol.65の魅力
2026年6月22日、イカロス出版から季刊『蒸気機関車EX』の最新号が発売されました。今号の特集は、北陸本線の旧線、「木之本~今庄」間に焦点を当て、特に敦賀機関区における厳しい運行環境とその克服に至るまでの道のりを追っています。
敦賀機関区 勾配との闘いⅡ
戦後、北陸本線では輸送量の急増に対応するためにさまざまな技術革新が行われました。特に、重油併燃装置や集煙装置の迅速な導入は、急勾配を誇るこの路線での蒸気機関車の安定運行に大きく寄与しました。本特集では、その導入背景や試験結果を詳細に振り返ります。過酷な条件下でどのようにして運行が支えられてきたのか、多くの資料や手記から浮かび上がる興味深い逸話が紹介されています。
C571構内試運転レポート
また、本誌で継続的に取り上げているC57 1についても、60号からの全般検査作業が進行中です。5月下旬から開始された構内試運転では、短距離ながら加速と減速を繰り返し、慎重に仕上がり具合が確認されています。運転台からの視点で試運転の模様をレポートし、その進捗状況を生き生きと描写しています。
九州の蒸気機関車がカラーで蘇る
さらに、九州鉄道記念館で開催された、村樫四郎氏の写真展「カラーで蘇る九州の蒸気機関車たち」も特集の一部です。昭和40年代に撮影された迫力あるカラー写真は、蒸気機関車に対する新たな魅力を提供し、大きな反響を呼びました。誌面ではその傑作選を通じて、かつての九州の蒸気機関車の姿を鮮やかに再現しています。
誰におすすめか
この号の『蒸気機関車EX』は、蒸気機関車ファンや国鉄ファン、さらには鉄道歴史ファンや鉄道模型ファンに特におすすめです。それぞれの視点から楽しむことができる、多彩なコンテンツが揃っています。
書誌情報
- - 誌名:蒸気機関車EX(エクスプローラ) Vol.65
- - 発売日:2026年6月22日
- - 仕様:A4変形判 / 164ページ
- - 定価:2,970円(本体2,700円+税10%)
- - ISBN:978-4-8022-1748-4
興味のある方は、ぜひこの機会に手に取ってみてください。詳細な資料や写真が満載の一冊です。鉄道の魅力を新たに発見できることでしょう。