『浮遊封館』復刊!
2025-11-27 13:49:52

門前典之の傑作ミステリ『浮遊封館』が復刊決定!予約開始は11月27日

『浮遊封館』復刊のお知らせ



門前典之の名作ミステリ小説『浮遊封館』が、株式会社書泉により復刊されることが決定しました。この作品は2008年に発表され、その後絶版となり、中古市場で高額で取引される幻の書籍となっていました。昨今では、新刊書店では手に入らず、多くのファンがこの名作を求めていました。

復刊の背景


「書泉」と「芳林堂書店」のコラボ企画の一環として、過去の名作を復刊する試みにより、こんな素晴らしい作品を再び多くの読者に届けることが可能となりました。この企画では、著者や出版社の協力のもと、絶版となった書籍を重版し、新たな形で読者の手に届けています。

今回の復刊は、門前典之さんの業績の一環として大変注目されています。2001年に鮎川哲也賞を受賞した彼が、7年の準備期間を経て発表したのがこの作品です。著者が創り出す独自の世界観やトリックは、常に読者を惹きつけてやみません。

内容と魅力


『浮遊封館』は、飛行機墜落事故で消失した130人の遺体から始まるミステリーです。事件の背後には、怪しげな新興宗教と、密室で口に剣を刺された死体など、様々な謎が絡み合っています。ストーリーは、建築の専門家でもある著者の知識を活かし、まるでリアルな体験のような緊張感を持っています。

本作には名探偵「蜘蛛手啓司」が登場し、彼の活躍がシリーズの中でも高く評価されています。評判の高い『屍の命題』と並ぶ傑作としての名声を誇る本作は、読者の心に深く残るトリックや驚きの展開が特徴です。

購入情報


復刊された『浮遊封館』は、数量限定でサイン入りの書籍も手に入るチャンスがあります。予約受付は2025年11月27日からスタートし、店頭販売日は2026年1月末を予定しています。購入方法は、書泉オンラインまたは、芳林堂書店高田馬場店、書泉グランデ、書泉ブックタワーで可能です。

著者と編集者のコメント


門前典之氏はこの復刊に際し、「この作品には特別な思いがある」とのコメントを寄せ、新たな情報の追加はしないと語っています。それは、作品が本来持っていた純粋さを保つためです。また、原書房の担当編集者も、門前作品のトリックがどれほどのインパクトを持つのか再確認できると期待を寄せています。

最後に


『浮遊封館』の復刊が読者の手に届くことは、ミステリファンにとって大きな喜びです。希少な本を手にするこの絶好の機会を、ぜひお見逃しなく!


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