穏やかな美の邸宅、Rumah Rubah
バリ島ペレレナンの高台に佇む「Rumah Rubah」。ここは大地と空の間に広がる、地元産のチーク材をふんだんに使用した温もりのある邸宅です。建築家Maximilian Jencquelが手掛け、Maison Kitsunéの共同設立者であるGildas Loaëcの住まいでもあります。この邸宅は、日本的な節度とバリの精神が調和した空間として設計されています。
この特別な場所は、樹齢百年を超えるボダイ樹やプライがそびえる熱帯の庭に囲まれており、まるで自然と共存しているかのような存在感を放っています。独特の屋根のデザインは風と光を自在に取り込み、太陽光発電や雨水回収システムにより、持続可能な暮らしを実現しています。各所に施された建築技術には、自然に対する深い敬意が込められています。
Pierrotの視点
写真家Pierrotは、モノクロームで「Rumah Rubah」を捉え、その静かな調和を表現しています。彼のレンズは、時を超えた美意識と被写体との感情的な繋がりを映し出すことに秀でています。影と光が溶け合う瞬間を捉えた写真は、静寂の中に秘められた豊かさを感じさせてくれます。
全112ページにわたる写真集『RUMAH RUBAH』では、邸宅の日常の美しい瞬間が収められており、読者はその魅力を視覚的に体験できる一冊となっています。樹齢百年のフランジパニの大樹や、夕暮れに水面に映る光、オーダーメイドの家具など、息をのむような情景が広がります。さらに、建築家Maximilian Jencquel自身の序文も収録され、邸宅の哲学を深堀りしています。
発売とイベント
写真集『RUMAH RUBAH』は、2025年11月19日(水)からCafé Kitsuné AoyamaおよびMaison Kitsunéの公式オンラインストアで販売開始されます。また、一部の書店でも流通される予定です。販売に関する詳細は、twelvebooksまでお問い合わせください。
この発売を記念して、Café Kitsuné Aoyamaでは特別なメニューが提供されます。バリをイメージしたココナッツクリームのラテや、日本スタイルにアレンジされたバリのスイーツ・クレポンが楽しめます。ココナッツラテ(¥950)とクレポン(¥1,000)は、11月19日(水)から12月3日(水)までの限定メニューです。
Maison Kitsunéとは
2002年に設立されたMaison Kitsunéは、ファッション、音楽、カフェなど多岐にわたるライフスタイルブランドです。パリと東京を拠点に活動しており、ナチュラルで国際的なブランドとして成長を続けています。洗練されたテーラリングに遊び心を加えたアイテムの数々は、多くのファンに支持されています。
Pierrotについて
写真家Pierrotは、被写体とカメラの間にある「時と空間」を大切にしています。彼の作品は、モノクロ技術を用いることで普遍性を持ち、観る人の心に直接響く感情を捉えます。また、写真集のデザインにもこだわりがあり、質感と美しさを両立させた作品を提供しています。
Instagram:
@rumahrubahbali