料理界のカリスマ、笠原将弘の新刊が登場！家庭和食の魅力を再発見する一冊

笠原将弘の新刊『また食べたくなるおそうざい』の魅力

2025年8月28日、株式会社マガジンハウスから和食屋『賛否両論』の店主、笠原将弘氏の新刊『笠原将弘のまた食べたくなるおそうざい』が発売されました。この本は、笠原氏の長年の経験と技術をもとに、現代人にぴったりの家庭和食レシピを58品紹介しており、一冊の中で私たちが求める「おそうざい」料理の数々が楽しめる内容となっています。

笠原将弘氏の魅力

予約の取れない人気店として知られる『賛否両論』の店主である笠原将弘氏は、ご自身のYouTubeチャンネルで113万人の登録者を有し、著書の累計も160万部を超えています。20年以上の経験を持ち、和食の最新トレンドを牽引している料理人です。彼が今、家庭で作ってほしい料理として提案するのが「おそうざい」であり、誰もが楽しめる手作りのおかずを作ることを目指しています。

本書の内容

本書には、自宅で簡単に作れる和食レシピが数多く収められており、日常の食卓を豊かに彩ります。例えば、表紙を飾るレシピは「手羽先の名古屋風甘辛だれ」。これは著者が特に大切にしている名古屋の食文化を反映した一品で、子供から大人まで大好きな味です。

表紙レシピ：手羽先の名古屋風甘辛だれ

材料（作りやすい分量）

- 鶏手羽先…10本
- 【A】

- 酒…大さじ1
- しょうゆ、みりん…各大さじ2
- 酢、はちみつ…各大さじ1
- しょうがのすりおろし、にんにくのすりおろし…各小さじ1/2

- 【B】

- 砂糖…小さじ1
- 塩…小さじ1/2
- 片栗粉、揚げ油…各適量
- いり白ごま…適量
- 白こしょう…少々

作り方

1. 鍋にAを入れて弱火にかけ、とろみがつくまで煮詰め、冷ましておく。
2. 手羽先は酒でもみ洗いして水分を取る。Bをよくもみ込み、10分程おいて片栗粉をまぶす。
3. 揚げ油を170℃に熱し、手羽先を4～5分揚げる。取り出して4分程休ませ、さらに4分揚げる。
4. 熱いうちに１のタレを表面に塗り、こしょうとごまをふる。

このように、料理が身近であることの喜びを感じられる一冊です。その他にも、かぼちゃの土佐煮やチャーシュー、生卵を使った牛皿など、家庭で気軽に作れるアイデアが満載です。

家庭の食卓に彩りを

笠原氏のレシピは、少ない食材で簡単にできるものが多く、どれもが家庭料理の良さを再発見させてくれます。「牛皿」のレシピでは、適度に脂ののった牛肉を使用し、なめらかで口当たりが良い仕上がりになります。このように、味の深さや技術的なコツまで書かれているため、初心者から上級者まで誰でも楽しむことができます。

今秋、自分の手で作ったおそうざいで新米を迎えることができるのが楽しみです。日本の食文化を大切にしつつ、現代の食卓に合ったレシピが満載の本書は、家庭の料理好きにぜひお勧めしたい一冊です。

著者プロフィール

笠原将弘（かさはら・まさひろ）
東京の恵比寿にある『賛否両論』の店主。修業の後、2004年に自身の店をオープンし、独創的な和食を提供することで人気を博しています。雑誌やテレビでも広く活動しており、和食の魅力を伝えるために努力を続けています。家庭で作りやすいレシピを提供する彼のYouTubeチャンネルも大好評です。